登山レポ

塩見岳 鳥倉ルート1泊2日|塩見小屋の中と三伏峠カレーを全部見せます

itadaki-meshi@1129
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南アルプスの奥深く、鳥倉(とりくら)登山口から歩いて2日。白根三山(北岳)より南はまだ歩いたことがなく、今回が初めての塩見岳でした。狙いは山頂……だけではありません。三伏峠小屋の名物カレーと、稜線にぽつんと建つ塩見小屋での一泊です。

この記事では、山頂までのルート解説はもちろん、「山小屋の中がどうなっているのか」を写真でとことんお見せします。寝床のサイズ、カーテンの仕切り、携帯トイレの使い方、売店の値段表、充電できる場所、そして食事は全部。泊まる前に知っておきたかったことを、まるごと詰め込みました。

⏱️ この記事は約25分で読めます

🎥 今回の塩見岳、動画でも公開中!山小屋の様子もたっぷり映しています。ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします😊

🥾
25.0km
歩行距離
2,231m
上り累積
2,232m
下り累積
⏱️
14時間42
行動時間(2日)
📊
57
コース定数
🏔️
3,052m
塩見岳 東峰

※ 2026年8月3〜4日の実績。コース定数=ルートの体力度で、日帰りは20台前半までが目安(57は宿泊装備でしっかり歩ける人向け)

イッチー

イッチー

ついに南アルプスの南側デビュー!ボク、白根三山から南は初めてなんだ。今回のいちばんの目的は……三伏峠小屋のカレーだけどね🍛

おこちゃん

おこちゃん

出た、カレー目当て!でもボクは塩見岳の鎖場が楽しみだなー。岩、登れそうじゃない?

らいちゃん

らいちゃん

おぬしら、鳥倉からの塩見はコース定数57。ルートの体力度を表す数字で、日帰り登山なら20台前半までが目安と言われておる。2日に分けても、1日あたりはかなり歩く行程じゃ。水場も1ヶ所しかないから、計画は丁寧にな。

きのちゃん

きのちゃん

ふふ…その前に、前の日の温泉も楽しみだね♨️ 登山口の近くに、トロッとしたいいお湯があるんだよ。まずはそこから紹介しよう。

前日入りのすすめ|諏訪湖SAグルメ・温泉・車中泊

鳥倉登山口は東京から遠く、朝イチで歩き出すなら前日入り+駐車場での車中泊が現実的です。多くの登山者が同じ工程を辿るはずなので、実際の前日の流れ——SAで夕食→温泉→駐車場で車中泊——をそのまま紹介します。

東京からアルプスへ行くときは、いつも諏訪湖SA

東京からアルプスへ向かう時にいつも寄るのは諏訪湖SA この日も夕食をこちらで頂く
いつも立ち寄る諏訪湖SA
いつもは24時間営業のフードコート山美湖(やまびこ)でお蕎麦を食べるのですが、こ
前夜の腹ごしらえ

東京から北アルプス・南アルプスへ向かうとき、いつも寄るのが諏訪湖SA。ふだんは24時間営業のフードコート「山美湖(やまびこ)」でお蕎麦を食べるのですが、この日はレストランも開いていたのでそちらへ。

煮かつ膳1,680円
ボリュームたっぷりの煮かつ膳
ざる蕎麦1,060円
信州らしく、ざる蕎麦
信州サーモン刺身膳1,780円
信州サーモンの刺身膳
たま蒟蒻210円 五平餅420円
たま蒟蒻と五平餅も追加

煮かつ膳1,680円/ざる蕎麦1,060円/信州サーモン刺身膳1,780円。さらにたま蒟蒻210円/五平餅420円まで。明日から2日間歩くので、しっかり食べておきます。

※ 本記事の料金・価格はすべて登山当時(2026年8月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。

イッチー

イッチー

登山前夜って、いちばんワクワクするよね。これ全部食べるよ!

おこちゃん

おこちゃん

五平餅、ボクにもひとくち!

信州まつかわ温泉「清流苑」|登山前後にちょうどいい

信州まつかわ温泉「清流苑」。松川IC近くで塩見岳の前後泊にぴったり
車中泊の前にひと風呂

車中泊の前にひと風呂。信州まつかわ温泉「清流苑」がとても良かったのでぜひ。松川ICの近くなので、塩見岳の登山前後の利用にぴったりです。

町営の古い温泉をイメージしていたけど、全く違っていてものすごくモダンな造り タッ
モダンな造り。決済も多様
館内にはレストランも完備していてここで夕食でも良かったかも📝 次回の参考にしてお
館内にはレストランも
館内は広々としていて若い家族連れが多くいた 泉質もトロッとしていてとても気持ちよ
広々とした館内

町営の古い温泉をイメージしていたら、まったく違ってモダンな造り。タッチ決済にも対応していて便利でした。館内は広々としていて若い家族連れが多く、内湯は足湯を含めて6つ、露天風呂は水風呂を含めて3つ、サウナもあり。泉質もトロッとしていて気持ちよかったです。館内にレストランも完備しているので、次回はここで夕食にしてもいいかもしれません。

♨️ 信州まつかわ温泉 清流苑 メモ

長野県下伊那郡松川町大島2784-1/TEL 0265-36-2000。中央道・松川ICから車で約5分。内湯と露天あわせて9種のお風呂とサウナがあり、泉質は肌にやさしいアルカリ性単純温泉。日帰り入浴は夜まで営業しています(訪問時は大人500円・20時台まで)。最新の営業時間・料金は清流苑 公式サイトでご確認ください。

きのちゃん

きのちゃん

トロッとしたお湯…ここは長風呂しちゃうやつ。サウナもあるし、下山後にも最高だね。

鳥倉第1駐車場で車中泊

お風呂のあとは鳥倉第1駐車場へ移動して、21時ごろ到着・そのまま車中泊しました。標高約1,650mなので8月でも夜は涼しく、朝はそのまま歩き出せます。トイレもあるので車中泊地としては申し分ありません(週末は満車が早いので、早めの到着が安心です)。

イッチー

イッチー

夏の車中泊は「窓を開けたいけど虫が入る」が最大の悩み。ボクは車用の網戸+充電式の扇風機で解決してるよ。ぐっすり眠れるかどうかで、翌日の登りが全然違うからね。

車中泊装備の選び方は、車中泊の聖地・新穂高でまとめた登山口で車中泊するための記事でも詳しく紹介しています。

鳥倉登山口のアクセス・駐車場・トイレ

塩見岳の西側からの登山口が鳥倉(とりくら)登山口です。ただし「登山口」と名前の付いた駐車場から実際の登山口までは3kmの林道歩きがあります。ここを知らずに来ると出鼻をくじかれるので、最初に押さえておきましょう。

越路(こしじ)ゲート側から見た第1駐車場🅿️の様子 駐車可能台数は約30台ほど
第1駐車場は約30台分
第1駐車場にはバス停「越路(こしじ)」がある
第1駐車場のバス停「越路(こしじ)」
一応ここには「鳥倉登山口」と書いてあるが、実際には3km先の林道の終点が鳥倉登山
「鳥倉登山口」の看板
鳥倉登山口 第1駐車場の朝の様子
鳥倉登山口 第1駐車場の朝

駐車場は第1〜第3まであり、第1が約30台・第2が約15台・第3が約30台。第1にだけ男女別の公衆トイレがあります。今回は前日21時ごろに到着して車中泊しましたが、週末は第3まで満車になり路上駐車も出るとのことでした。

トイレの様子(第1駐車場)

第1駐車場には男女別の公衆トイレもある🚻
第1駐車場の公衆トイレ(男女別)
手洗い用の水はあるが山の水で飲水不可
手洗いの水は山水。飲用は不可
男性トイレの様子 小便器が一つと和式の水洗ボットン式が一つ
男性トイレは小便器と和式水洗がひとつずつ
拭いた後の紙もそのまま流すことができる トイレットペーパー🧻はたくさん予備があっ
予備のペーパーがずらり

男性用は小便器がひとつと、和式の水洗ボットン式がひとつ。拭いた紙はそのまま流せるタイプで、ペーパーの予備も十分ありました。

越路ゲートと登山届

これが越路ゲート 一般車両はここから先へは侵入禁止🚫
越路ゲート。一般車両はここまで
越路ゲートには登山届を入れるポスト📮がある 最近はめっきりオンライン…かと思いき
ゲート脇の登山届ポスト。紙派の方はこちらへ

第1駐車場のすぐ先が越路(こしじ)ゲート。ここから先は一般車両は入れません。ゲートには登山届のポストがあり、まだまだ手書きの提出も多いようでした。

らいちゃん

らいちゃん

遭難時の初動を考えれば、オンライン提出のほうが確実じゃぞ。とはいえ紙しか使わぬ層もおる。どちらでもよいから、必ず出すことじゃな。

イッチー

イッチー

ボクはオンライン提出のみ派だよ。スマホでサッと出せるし、下山通知まで自動でいくから家族も安心なんだ。

バスの時刻(マイカー規制区間)

鳥倉登山口行は8:19と13:44の2本 JR伊那大島駅松川インター行は9:27
越路バス停の時刻表。運行は1日2往復だけ

公共交通機関の場合は伊那バスを利用します。鳥倉登山口行きは8:19と13:44の2本JR伊那大島駅・松川インター行きは9:27と14:47の2本(第1駐車場「越路」発)。終点の鳥倉登山口バス停発は9:15と14:35の1日2本です。

🚌 南アルプス登山バス 鳥倉線(伊那バス) メモ

JR伊那大島駅と鳥倉登山口を結ぶ夏季限定の登山バス。2026年度の運行期間は7月18日〜8月30日で、1日2往復のみの運行です。乗り遅れると行程が大きく崩れるので、最新の時刻表・運行日は伊那バス公式サイト(鳥倉線)で必ず確認を。

🅿️ 駐車場まとめ

  • 第1駐車場:約30台/公衆トイレあり/バス停「越路」あり
  • 第2駐車場:第1から約1.2km/約15台/バス停あり
  • 第3駐車場:第2からさらに約500m/約30台/バスは停まらない

まずは3kmの林道歩き〜鳥倉登山口

越路ゲートから続く約3kmの林道
どこまでも続く舗装路

ゲートを越えると、まずは約3kmの林道歩き。これがとにかく長い。舗装路がどこまでも続くわりに、標高はほとんど上がりません。帰りは無心で歩きました。舗装路が終わると砂利道に変わり、そこからは意外とすぐに登山口へ着きます。

この林道には上から落ちてきた石や岩がたくさん道路に転がっていたので、上部からの落
路面には落ちてきた石がごろごろ。頭上にも注意
ここで舗装された道は終了 ここからは砂利の道を歩く🚶‍♀️ この道を長く歩くのか
舗装が切れたら砂利道へ。登山口はもうすぐ

林道には上部から落ちてきた石や岩があちこちに転がっていました。落石には十分注意したい区間です。

こちらがバス停「鳥倉登山口」 バスの終点となる🚌 小さな東屋的なものもあり、奥に
バスの終点「鳥倉登山口」
こちらがバス停の標識
バス停の標識
簡易トイレも見てみましょう
簡易トイレをチェック
和式トイレ トイレットペーパー🧻も備え付けがある YAMAP🔺の地図には載ってい
ここが三伏峠小屋までの最後のトイレになります
JR伊那大島駅/松川インター行 9:15と14:35の1日2本のみの運行となる🚌
鳥倉登山口バス停の時刻表

バス停「鳥倉登山口」が林道の終点。小さな東屋と、奥には簡易トイレもあります。和式でトイレットペーパー備え付き。YAMAPの地図には載っていないので、夏季限定の設置かもしれません。

ここが本当の鳥倉登山口。豊口ルートで三伏峠を目指します
ここが本当の鳥倉登山口

豊口ルート|1/10〜10/10の標識と唯一の水場

鳥倉登山口から三伏峠までは、1/10から10/10までの番号標識が目印になります。数字が増えていくのは励みになりますが、人によっては逆にしんどさが増すかもしれません。

最初は九十九折りの樹林帯をどんどん標高を上げていく
序盤は九十九折りの樹林帯をぐんぐん登ります
おっ! 標識が出てきたよ 1/10と書いてる どうやら三伏峠までこのように番号が
「1/10」の標識
2/10の標識が現れた 比較的真新しい標識なのでここ数年で設置されたものでしょう
「2/10」。真新しい標識に励まされます
3番目の標識が現れた
「3/10」まで来ました

登山道の脇には、さっそく夏の花。ヤマオダマキバイケイソウが出迎えてくれます。

ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
バイケイソウ
バイケイソウ
南アルプスらしい苔むした針葉樹の森
南アルプスといえば、この苔の森

序盤は九十九折りで一気に標高を上げていきます。足元はフカフカで歩きやすく、あたりは八ヶ岳にも似た苔の森。ガスが立ち込めると、そのままミストの森になります。

あたりは針葉樹林の森 足元の草があまり成長していないのは、日差しがたくさん差し込
針葉樹の森。林床に届く光は控えめ
足元はまだまだ森の中 フカフカの地面なので歩きやすい
フカフカの地面が足にやさしい
あたりはガスが立ち込める ミストの森の中、標高を上げていく
森はミストの中へ
らいちゃん

らいちゃん

南アルプスはな、「深い」のじゃ。北アルプスのようにロープウェイで一気に上がる山が少なく、麓の森からじっくり歩いて登る。だからこの苔の森が長い。ここを味わえるかどうかで、南アルプスの好き嫌いが決まると言ってもよいぞ。

イッチー

イッチー

たしかに、すれ違う人も少なくて静かだね。森の匂いが濃いというか……これが南アルプスかぁ。

おこちゃん

おこちゃん

ボクは早く岩場に行きたいけど……この森、たしかにずっと歩いていられるかも。

そして苔の森は、キノコの森でもあります。

可愛いキノコたちも現れた
苔の間からキノコがこんにちは
そして、この4番目の標識の足元にはキノコの群生🍄‍🟫
「4/10」の足元にはキノコの群生
美味しそうなキノコ 仲良しだね きのちゃんみたいだ🍄
仲良く並ぶ姿は、まるできのちゃん
パン🥖みたいな色のキノコ🍄‍🟫
パンみたいな色のキノコも
きのちゃん

きのちゃん

この子たち、仲良しでかわいい…。パンみたいな色のもいるね。

虫対策にハッカ油が効きました

アブが寄ってきたのでハッカ油を投入
アブ対策にハッカ油

頭のまわりをアブが飛びはじめたのでハッカ油を投入。虫除けとしての効果は断言できませんが、清涼感で気分がスッキリしますし、しばらくするとアブはいなくなりました。夏の樹林帯では手放せません。持ち歩きはガラスの遮光スプレー小瓶に移し替えるのがおすすめ。ハッカ油はポリスチレン製の容器を溶かしてしまうため(メーカーも注意書きをしています)、ガラス製が安心です。

足元に注意したい区間

この辺りは滑落事故が多いのか、このような柵があったり、左手にはロープ🪢も見える
柵とロープが続く区間
左側が斜面になっていて、少し登山道も狭い
左は斜面。道幅の狭い区間は慎重に
ここは木がしなるので怖い箇所 うまく体重を分散して歩きたい
木がしなる桟橋。体重を分散させて
おっと、ここはまだ整備が行き届いておらず、以前の木製の階段のままで、部分的に崩落
崩落しかけた古い木段も残ります。足元注意

左側が斜面になって道が狭くなる箇所、木がしなって怖い桟橋、部分的に崩落している古い木階段など、気を抜けない場所が点在します。すれ違いは道幅のある場所で

突然工事現場のようなしっかりとした階段や通路が出てきたよ ここからしばらくはずっ
突然現れる本格的な階段
またまた整備された階段 手すりまで付けてくれている
手すり付きの階段まで
ここからも整備された階段の連続
整備された階段が続きます
ここも整備されており、手すりもバッチリ!
ここも手すり付き。ありがたい限り

整備された道の足元にも、よく見ると花が続きます。セリバシオガマカイタカラコウ

セリバシオガマ
セリバシオガマ
カイタカラコウ
カイタカラコウ

一方で、崩落しやすい斜面にはしっかりした階段と手すりが整備されていました。資材をここまで運ぶ苦労を思うと、ありがたく使わせていただくばかりです。

整備のための資材。運ぶだけでも相当な労力のはず
登山道整備のための資材

唯一の水場「ほとけの清水」

ルート上で唯一の水場「ほとけの清水」
唯一の水場「ほとけの清水」

このルートで水場はここ1ヶ所だけ。訪問時はチョロチョロという程度の水量でしたが、顔と腕を洗わせてもらいました。冷たくて最高です。水は基本的に担ぎ上げる前提で計画してください。

イッチー

イッチー

水場が1ヶ所だけって、けっこう緊張するよね。ボクは多めに持って上がったよ。

らいちゃん

らいちゃん

塩見小屋では水を購入することになる。500mlで500円じゃ。持ち上げるか買うか、体力と相談じゃな。

水場の前後では、白い花が目立ちました。トリアシショウマゴゼンタチバナです。

トリアシショウマ
トリアシショウマ
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
三叉路になっているんですが、塩川小屋方面の登山道は現在閉鎖されている
三叉路。塩川小屋方面は通行止め
このように塩川小屋方面はロープが張られており通行止めとなっている
ロープが張られた塩川小屋方面

途中の三叉路では塩川小屋方面の登山道が閉鎖されており、ロープが張られています。

日陰にはオトギリソウと、真っ白なギンリョウソウ

オトギリソウ
オトギリソウ
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
らいちゃん

らいちゃん

ギンリョウソウは葉緑素を持たぬ。菌から栄養を分けてもらって生きる、森の不思議な住人じゃ。日の差さぬ暗い森で咲けるのは、そのおかげなのじゃぞ。

「あと200歩で三伏峠小屋」。実際に178cmのイッチーの歩幅で190歩でした
「あと200歩」の看板

三伏峠小屋|日本一高い峠に建つ山小屋

小屋の手前には「あと200歩」の看板。身長178cmのイッチーの歩幅で数えたところ、実測は190歩でした。ほぼ看板どおりです。

三伏峠小屋の外観。鳥倉登山口から約2時間30分
三伏峠小屋に到着

三伏峠(さんぷくとうげ)は「日本一高いと言われる峠」。その峠に建つのが三伏峠小屋です。今回は宿泊しませんでしたが、翌日の下山時に名物カレーをいただく約束の場所でもあります。

小屋の目の前には大きく三伏峠と書かれた標識
小屋の前に立つ大きな標識
入り口の前には「やまの本屋」の文字が たくさんの本が紹介されていた
入り口の「やまの本屋」。山の本がずらり
SNSを投稿したりフォローしたりすることでオリジナルステッカーが貰えるそうです
小屋オリジナルのステッカー案内
三伏峠は「日本一高いと言われる峠」らしいです
ここが「日本一高いと言われる峠」

入り口の前には「やまの本屋」の文字。山の本がずらりと紹介されていました。SNSに投稿したりフォローしたりすると、オリジナルステッカーがもらえるそうです。

🏔️ 三伏峠小屋 メモ

長野県下伊那郡大鹿村。宿泊は宿泊日の21日前からネット予約(クレジットカード決済)。テント泊は予約不要です。連絡所TEL 0265-39-3110(7〜17時・19〜20時)。名物カレーは今回、昼前の時間帯に注文できました。予約・営業期間の最新情報は三伏峠小屋 公式サイトでご確認ください。

トイレ(屋外・1回200円)

屋外のトイレは1回200円
屋外トイレは有料のチップ制
こちらが屋外トイレの外観 左も右もトイレ
左も右もトイレの建物
手前の3つほどは使用禁止(週末など人が多い時のみ開放するのかな?) この日は1番
この日の開放は右端の和式と小便器のみ
男性用の小便器
男性用の小便器
こちらが一箇所のみ開放されていた和式トイレ(男女共用) 拭いた後の紙は目の前のゴ
和式・男女共用のトイレ

屋外トイレは1回200円。手前の3つほどは使用禁止で(週末など混雑時のみ開放するのかもしれません)、この日は右端の和式(男女共用)と男性用小便器が1ヶ所ずつ開放されていました。拭いた紙は目の前のゴミ箱に捨てるタイプです。

テント場とWi-Fi

三伏峠小屋のテント場の様子
小屋の目の前に広がるテント場
山小屋Wi-Fiが使える au以外の方も課金すれば利用可能
山小屋Wi-Fiの案内板
三伏峠小屋新館の横を通る こちらの小屋にも山小屋Wi-Fi🛜があるようです
新館の横を抜けて塩見岳方面へ
こちらが三伏峠のテント場⛺️ TJARのチェックポイントのある三伏峠小屋なので、
開放感のあるテント場

テント場は小屋の目の前。そしてここ三伏峠は、TJAR(トランスジャパンアルプスレース)のチェックポイントとしても知られる場所です。テレビ放送で見覚えのある方も多いはずです。

TJARは、富山湾(魚津・早月川河口)から北アルプス・中央アルプス・南アルプスをすべて自分の足で縦断し、静岡の駿河湾(大浜海岸)まで約415km・累積標高差約27,000mを8日間以内で駆け抜ける、「日本一過酷」と称される隔年開催の山岳レース。ちょうどこの記事を公開した2026年8月も大会期間(8月9日〜16日)で、選手たちがこの峠を駆け抜けていきました。

おこちゃん

おこちゃん

415km!? ボクたちが2日かけて登ったこの道も、選手にとっては通過点なんだ……すごすぎる!

イッチー

イッチー

ボクらはボクらのペースでいいんだよ。でも、同じ峠を選手も通ってると思うと、ちょっと胸が熱くなるね。

🏃 TJAR(トランスジャパンアルプスレース)メモ

日本海(富山湾)から太平洋(駿河湾)まで日本アルプスを縦断する約415kmの山岳レース。隔年8月開催で、2026年大会は8月9日0時〜8月16日24時。三伏峠は南アルプス区間のチェックポイントのひとつです。大会情報・選手の位置情報はTJAR公式サイトで公開されています。

山小屋Wi-Fiも使えて、au以外の回線でも課金すれば利用できます。新館の横にもWi-Fiがあるようでした。

小屋前に咲いていた花

タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ
三伏峠小屋の目の前にはハクサンフウロとタカネシオガマが咲いていた
峠で最初に出迎えてくれる一角

小屋の目の前にはハクサンフウロとタカネシオガマ、そしてタカネマツムシソウが咲いていました。

オリジナルドリップコーヒー

三伏峠のオリジナルドリップコーヒーはお湯あり500円、お湯なしで400円
オリジナルドリップコーヒーの案内
ドリップコーヒーを頂く 中煎りのフルーティーな香りのするコーヒーでとても美味しか
中煎りでフルーティー。峠の一杯は格別です

三伏峠小屋オリジナルのドリップコーヒーはお湯あり500円/お湯なし400円。中煎りでフルーティーな香りがして、とてもおいしくいただきました。

イッチー

イッチー

峠でこの一杯はぜいたくだなあ。ここでもう帰ってもいいくらい……いや、カレーは明日ね🍛

おこちゃん

おこちゃん

まだ登ってもないのに帰ろうとしないで!

三伏山〜本谷山|鹿の食害という現実

さて、塩見岳方面へ向かうとしましょう
いざ、塩見岳方面へ
徐々に足元は落ち葉の森ではなく、岩場になってきた
足元は落ち葉から岩へ変わっていきます
三伏山に向かう途中 右手を見てみると烏帽子岳が見える 三伏峠からは約1時間ほどの
右手に烏帽子岳。三伏峠から約1時間の距離です
こちらが三伏山の山頂標識 ここで標高が2,615m
三伏山の山頂標識(2,615m)

三伏峠から塩見岳方面へ。分岐を左に進むとすぐに三伏山(2,615m)です。右手には烏帽子岳が見えました。山頂標識には地図が掲示されていて、このあたりは「十山(じゅうざん)」という会社の社有林とのこと。調べてみると日本一広い私有地だそうです。

三伏山の標識に掲示された社有林の地図
標識に掲示された社有林の地図
「のぞき岩」🪨 気になるので寄ってみよう
気になる「のぞき岩」へ寄り道
ここがのぞき岩 晴れていればここからどんな景色が見れるんだろう?
のぞき岩からの眺め
長野県の誇るスーパーツルヤの「キャンベル&巨峰ぶどう くだものグミ」 グミ好きに
行動食はツルヤのグミ

「のぞき岩」に寄り道。晴れていればどんな景色が見えたのでしょうか。行動食には長野のスーパー・ツルヤのキャンベル&巨峰ぶどうグミ。ハード系でグミ好きにはたまりません。

お花畑が、消えていました

YAMAP🔺には「お花畑」と書かれた場所だけど、あたりの植物は全て鹿の🦌食害によ
「お花畑」のはずの場所
この辺りも全てお花畑だけど、全部食べられてしまっている🦌
この一帯も、かつてはお花畑でした
今年はコバイケイソウの群生が期待できただけに残念😢
コバイケイソウの群生が見たかった

YAMAPの地図に「お花畑」と書かれた場所に着いて、言葉を失いました。あたりの植物は鹿の食害でほとんど食べ尽くされていたのです。今年はコバイケイソウの群生も期待されていただけに、本当に残念でした。

防鹿柵に守られた一部の植物。柵の外との差は歴然です
防鹿柵の中にだけ、花が残ります

防鹿柵で守られている植物もありますが、ごく一部だけ。YAMAPではこの問題に対するクラウドファンディング(ふるさと納税型)も行われているので、気になった方はチェックしてみてください。

らいちゃん

らいちゃん

ワシら高山の生き物にとって、この食害は死活問題じゃ。花が消えれば虫が消え、虫が消えれば鳥も消える。

イッチー

イッチー

歩いてる人間が「きれいだね」って言えるのは、こういう手入れがあってこそなんだね……。

本谷山に到着
本谷山に到着
三角点にもタッチ
三角点にタッチ
本谷山の山頂はご覧の通り周りを木々に覆われている。 少し先に眺望が良さそうなポイ
本谷山の山頂標識
ミヤマホツツジ
ミヤマホツツジ

本谷山に到着。山頂は木々に覆われていて、この日は残念ながら眺望ゼロでした。

本谷山から少し下った場所 ここから前方には塩見岳が見れるはずだが、やはりガスガス
前方に塩見岳……のはずがガスの中
倒木もあるので頭をぶつけないように気をつけてね
倒木は頭上注意
すぐ近くに鹿🦌 この個体以外にもたくさんの鹿に遭遇
鹿とは何度も遭遇しました
一旦鞍部に降りてきて、ここから登り返し 本谷山から塩見小屋までの1時間40分がか
下って、また登る。地味にこたえる区間です

本谷山から一旦鞍部まで下り、そこから登り返し。本谷山から塩見小屋までの1時間40分がいちばん長く感じました。途中では鹿にも何度も遭遇します。

所々、こういう木の看板🪧 塩見岳方面までいくつも出てくる
木の看板が点々と導いてくれます
またまた木の看板
またひとつ看板
道幅はこのくらい すれ違うには少々狭いが、誰ともすれ違わない
道幅は控えめ。すれ違いは譲り合いで
特徴的な看板が現れた 「小屋はじきかやぁ?」 「いんね、あと40分だに」と書いて
疲れた足に、この会話がじんわり効きます

道中には木の看板がいくつも現れます。「小屋はじきかやぁ?」「いんね、あと40分だに」——この地方の方言でしょうか。疲れた足に効く看板でした。

さて、今の看板過ぎると一気に登りが出てくるよ 九十九折りの急登です
看板を過ぎると九十九折りの急登
なかなか大変ですがゆっくり呼吸を整えながら登っていけば大丈夫
呼吸を整えながら一歩ずつ
さぁ、森林限界を超えたよ もう少しで塩見小屋かな?
森林限界を突破。小屋はもうすぐ
あっ!ようやく塩見岳が見えた👀 手前の岩々した山も大変そうですね💡
ようやく姿を見せた塩見岳

看板を過ぎると九十九折りの急登。ゆっくり呼吸を整えれば大丈夫です。森林限界を超えると、ようやく塩見岳が姿を見せてくれました。

おこちゃん

おこちゃん

出たー!あれが塩見岳!?兜みたいでカッコいい!

イッチー

イッチー

ここまで6時間ずっと森だったから、この瞬間はゾクッとしたよ。長い森を抜けた人だけが見られるご対面だね。

塩見小屋 徹底レポ|写真で見る「泊まる前に知りたかったこと」

ここからがこの記事の本題です。塩見小屋は塩見岳の山頂まで約1時間の稜線に建つ小屋。水も電気も限られた環境で、トイレは携帯トイレという、少し特別な山小屋です。はじめて泊まる方が不安に思うポイントを、ぜんぶ写真で見ていきましょう。

塩見小屋と書かれた分岐を左に曲がればすぐに小屋に到着するよ
分岐を左へ曲がればすぐ小屋
こちらが塩見小屋 塩見岳まで約1時間の距離にある
塩見小屋。山頂まで約1時間の場所に建ちます
手前が本館、奥が別館。今回は別館に宿泊しました
手前が本館、奥が別館。今回は別館に泊まります

小屋は本館と別館の2棟。本館が20名、別館が16名の定員です。ソロや3名以上など奇数のグループは手前の本館になるようでした。

⛰️ 塩見小屋 メモ

塩見岳山頂まで約1時間の稜線に建つ完全予約制の山小屋(運営:伊那市観光株式会社)。今回の宿泊時は本館20名・別館16名の定員でした。小屋のシュラフを使うならインナーシーツ持参(売店で800円で購入も可)・飲料水は500ml 500円/2L 1,000円・トイレは携帯トイレ方式です。予約方法・営業期間は塩見小屋 公式案内ページでご確認ください。

受付・南アルプス登山道協力金

山小屋のご案内 飲料水は500mlで500円 2ℓで1,000円 山小屋で購入し
山小屋の案内板。ルールの詳細は下のメモへ
携帯トイレについて使用方法のレクチャーを受ける 携帯トイレは過去に何度が使用した
携帯トイレの使い方をレクチャーしてもらいます
南アルプス登山道協力金を支払う
南アルプス登山道協力金を納めます
協力金を支払うとステッカーがもらえる
協力金のお礼にステッカー

受付では南アルプス登山道協力金を支払うとステッカーがもらえます。あわせて携帯トイレの使い方のレクチャーを受けます。何度か使ったことがあっても、初見の方は多いはず。分からない点はここでしっかり聞いておきましょう。

📋 塩見小屋の基本ルール

  • 飲料水は500mlで500円/2Lで1,000円
  • 小屋で購入した空き缶・ペットボトル・カップ麺のゴミはすべて持ち帰り
  • 売店の営業は7:00〜18:00
  • トイレは携帯トイレのみ(宿泊者は無料・何回でも)
  • 小屋のシュラフを使うならインナーシーツ持参(無い場合は売店で800円)

寝床|二段ベッド+カーテン仕切り

こちらがお布団 分厚い敷布団と掛け布団、毛布、枕が一式 なお、小屋のホームページ
分厚い敷布団に掛け布団・毛布・枕が一式
二段ベッドの下が今回のお部屋
今回の寝床は二段ベッドの下段
隣との間仕切りはカーテンのみ
仕切りはカーテンのみ。音と光は素通しです
本日はこちら別館にて宿泊
今夜の宿、別館

今回は二段ベッドの下の段。分厚い敷布団と掛け布団、毛布、枕が一式そろっています。隣との間仕切りはカーテンのみ。半個室のような雰囲気はありますが、音は通ります。

178cmのイッチーが横になっても足元に余裕あり
178cmでも足元に余裕あり

寝床の長さは、身長178cmのイッチーが横になっても足元に余裕があるほど。たいがいの身長はカバーできそうです。

そして塩見小屋で用意しておきたいのがインナーシーツです。小屋の公式サイトでは、小屋のシュラフを使う人はインナーシーツと枕カバー(タオル等)を持参してほしい、と案内されています。持っていない場合は売店で不織布のインナーシーツ(800円)を買うこともできます(使用後は持ち帰り)。受付で持参の有無を細かく確認されるわけではありませんが、直接シュラフに入るより格段に快適なので、用意していく価値は十分あります。なお、自分のシュラフを持参してレンタルが不要な場合は、宿泊料が600円割引になると案内されています。イッチーが愛用しているのはSEA TO SUMMIT のシルクブレンドライナー重さ154g・収納時は手のひらサイズで、シルクのなめらかな肌ざわりが山小屋の夜を格段に快適にしてくれます。朝の外気温は12℃まで下がるので、軽いダウンも一緒に入れておくと夜がぐっと快適になります。

ザック置き場はやや小さめ この下の段は横にしないと入らないが、ザックのサイズによ
ザック置き場は小さめ。大型ザックは工夫が必要
小屋の案内図 本館は20名泊まれるようです 別館は16名
案内図。本館20名・別館16名
更衣室もある 到着後18:00まで使用可能
更衣室は18時まで利用できます
本館の様子はこんな感じ 基本的に個室はないが、カーテンで仕切られるので半個室のよ
本館の様子。カーテンで半個室の雰囲気

本館の様子と小屋の案内図。ザック置き場はやや小さめで、下の段は横にしないと入らず、ザックのサイズによっては入らないと思います。更衣室もあり、到着後18:00まで使えます。

更衣室。ひとり着替えられるスペースです
ひとり分のスペース
イッチー

イッチー

小屋に着いたらまず着替える派のボクとしては、更衣室があるのは本当にうれしい!

らいちゃん

らいちゃん

汗で濡れたまま過ごすと、稜線の小屋は夜が冷える。着替えは体温管理そのものじゃぞ。

朝起きる時間が人それぞれ。耳栓とアイマスクは必須級

カーテン仕切りということは、光も音もほぼ素通りということ。朝3時に出発する人もいれば、6時までゆっくり寝る人もいます。アイマスクと耳栓は「あると快適」ではなく、山小屋泊では必需品だと思っています。

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トイレは携帯トイレのみ|使い方も写真で

こちらが携帯トイレブース トイレはここにのみあるので、雨の日は傘をさして行く(小
ブースは小屋から数十歩
使用後の携帯トイレはこの回収ボックスに入れる 宿泊者は携帯トイレも全て無料
使用済みは回収ボックスへ
携帯トイレもたくさん用意がある 宿泊者は無料で何回でも使用可能
携帯トイレの備えは十分

トイレは携帯トイレブースのみ。小屋から徒歩20〜30歩ほどの場所にあるので、雨の日は傘をさして行くことになります。使用済みの携帯トイレは回収ボックスに捨てられます——ここが塩見小屋の優しいところで、山から持ち帰る必要はありません。

🚻 携帯トイレの料金(塩見小屋 公式案内より)

  • 宿泊者:トイレ袋は男女とも必要数無料配布・回収も無料。男性用小便器も無料
  • 宿泊者以外(通行の登山者):トイレ袋1枚300円(回収料込み)で購入可。持参した携帯トイレの処分は回収料100円、男性用小便器は1回100円
  • 持参した携帯トイレを持ち帰る場合はブース利用料なし
  • 使い分け:男性は大のときのみ袋が必要、女性は大・小とも袋を使用
携帯トイレブースの中はこんな感じで、人感センサーで自動で灯りが付く
ブース内は人感センサーで点灯
携帯トイレを装着した様子 拭いた後の紙も全てここに捨てる
装着すれば、あとはいつも通り

ブースの中は人感センサーで自動点灯。携帯トイレを便座に装着して使い、拭いた紙もすべてその中へ入れます。

女性の小は携帯トイレを使用するが、男性の小はかなり開放的な場所で実施する
男性の小用スペースはこの先に
それがこちら ほぼ外 開放的な空間で小をする
ほぼ外。開放感は抜群です

なお男性の小用はかなり開放的な場所で行います。ほぼ外です。女性の小は携帯トイレを使用します。

おこちゃん

おこちゃん

ぜんぶ持って帰るって、最初はちょっとびっくりするよね。

らいちゃん

らいちゃん

水の乏しい稜線で環境を守るには、これがいちばん確実な方法なのじゃ。慣れれば何ということはない。

携帯トイレは小屋でももらえますが、使い方に慣れておくと当日あわてません。普段の登山でも1〜2個ザックに入れておくと安心です。そしてもうひとつの実践知が「人間のオムツ用の防臭袋」。携帯トイレ付属の袋だけだと、正直ニオイは漏れます。BOSの防臭袋に入れて口を結べば、ザックの中でも気にならないレベルになるので、携帯トイレとセットで持つのがおすすめです。

売店|値段はぜんぶこちら

おはぎが売られていた あんこ きなこ そば茶付きで各600円 おはぎ2個なら1,
おはぎはあんこ・きなこの2種(そば茶付き)
スティックタイプのコーヒーや紅茶などは各200円(お湯付き)
スティックのコーヒー・紅茶はお湯付き
ペットボトルドリンクは600円 ゼリー各種500円 カップワイン1,000円
ドリンクやゼリー、カップワインも
レモンサワー600円 缶ビール350mlで700円
レモンサワーと缶ビールもあります
ここにあるカップ麺やスティックタイプの粉末のドリンクなども出たゴミは全て持ち帰り
買ったもののゴミは、すべて持ち帰りが約束
粉末ドリンク(アクエリアス)1袋200円
粉末のアクエリアス
カップ麺は各600円 信州味噌ラーメン どん兵衛 そば どん兵衛 うどん
カップ麺は3種類
CCレモンは600円
CCレモンまで

売店のラインナップと価格です。おはぎはあんこ・きなこ 各600円(そば茶付き)、2個で1,000円。スティックタイプのコーヒーや紅茶は各200円(お湯付き)、ペットボトルドリンク600円、ゼリー各種500円、カップワイン1,000円、レモンサワー600円、缶ビール350ml 700円、粉末アクエリアス1袋200円、CCレモン600円。カップ麺は各600円(信州味噌ラーメン/どん兵衛そば/どん兵衛うどん)。

おはぎを購入 もちろん、あんこときなこの両方を食べる
おはぎは迷わず両方
そして、ランチはどん兵衛(そばとうどん) 各600円
ランチはどん兵衛。そばとうどんを分け合います

この日のランチはおはぎ(あんこ・きなこ両方)どん兵衛。もちろん両方食べます。

挽きたてのオリジナルブレンドコーヒー

塩見小屋オリジナルブレンドコーヒー 注文を受けてから挽いてくれる 通常700円→
注文ごとに豆から挽くオリジナルブレンド
とてもフルーティーな香りのするコーヒー 美味しかった
フルーティーな香りにほっとします
このマシンを使って挽いてくれる とても可愛いマシン とりあえずAmazonのカー
注文ごとに挽いてくれます
コーヒーを飲んでホッとひといき 外はこの時間雨が降っている☔
窓の外は雨。だからこそ、この一杯

塩見小屋オリジナルブレンドコーヒーは、注文を受けてから豆を挽いてくれます。通常700円のところ宿泊者は特別価格500円。とてもフルーティーな香りで、外は雨という時間帯にこの一杯はしみました。

イッチー

イッチー

このミル、かわいくない?とりあえずAmazonのカートに入れておいたよ。

きのちゃん

きのちゃん

山の上で挽きたて…しあわせ。

充電|無料。ただしルールあり

充電コーナー。1人1台まで、部屋への持ち込みは不可
小屋の充電コーナー

充電はこの場所で無料でできます。ただし充電器の利用は1人1台までで、各部屋に持っていくことはできません。部屋にコンセントはありません。充電しながらのスマホ操作も不可です。

つまり、モバイルバッテリーは自前で用意していくのが基本。1泊なら10,000mAhクラスで十分足ります。山小屋ごとの充電・バッテリー事情は山小屋のモバイルバッテリールールまとめに詳しくまとめています。

展望所|電波が入る唯一の場所

小屋の横にある展望所へ ここは電波が入るらしい 日本通信SIM(キャリアはドコモ
展望所は貴重な電波スポット
思わずハイポーズ
思わずハイポーズ
展望所には小さなテーブルと切り株の椅子が3つほど 酒盛りをして楽しむ登山者も
テーブルと切り株の椅子でひと休み
展望所からの塩見岳の眺めがこちら とても美しい
展望所から望む塩見岳

小屋の横にある展望所は、電波が入る貴重なスポット。日本通信SIM(回線はドコモ)だと、ここに立てば電波を拾えました。小さなテーブルと切り株の椅子が3つほどあり、酒盛りを楽しむ登山者の姿も。

ズームすると、急峻な斜面に鹿の姿。ずっと何かを食べています
ズームすると急斜面に鹿の姿

夕食|ロールキャベツとエビフライ

夕食はこちら ロールキャベツとエビフライ🍤 スープとご飯は食べ放題 ご飯は3杯お
夕食はロールキャベツとエビフライ

夕食はロールキャベツとエビフライスープとご飯は食べ放題で、ご飯は3杯おかわりしました。キビの入ったご飯です。ただし30分で次の回に交代なので、のんびりはできません。おかずの量はそれほど多くないので、残さずしっかりいただきましょう。

イッチー

イッチー

ご飯おかわり自由って聞いた瞬間、ボクの目の色が変わったよね。2杯目は大盛りにしてもらいました🍚

おこちゃん

おこちゃん

3杯って……ボクより食べてるじゃん!

朝食|鮭とウインナーと卵焼き

朝ごはんはこちら 鮭とウインナーと卵焼きがメイン 朝からご飯とお味噌汁はたくさん
朝食は鮭・ウインナー・卵焼き
外気温は12℃
朝の外気温は12℃

朝食は鮭・ウインナー・卵焼きがメイン。朝からご飯とお味噌汁をたくさんおかわりしました。この日の外気温は12℃。8月でもしっかり冷えます。

🧥 8月でも防寒着は必須

朝の外気温は12℃。行動着のままだと、じっとしている時間はかなり寒く感じます。薄手のダウンやフリースを1枚、必ずザックに入れておきましょう。

塩見岳へ|鎖場とブロッケン、そして山頂

塩見小屋をあとにして塩見岳へ進む
塩見小屋を出発
別館のすぐ横が登山道
別館のすぐ横から登山道へ
最初はハイマツゾーンを進む 朝イチだと足元が朝露で濡れるが、この時間帯はすでに多
まずはハイマツの道
おぉー! 太陽が☀️ 陽射しを浴びると温かい
陽射しのぬくもりがうれしい

2日目は5:44に塩見小屋を出発。別館のすぐ横が登山道です。最初はハイマツゾーン。早朝は朝露で濡れますが、この時間帯はすでに多くの人が出発した後でだいぶマシでした。

ブロッケン現象。自分の影が虹の輪の中に浮かびます
光の輪の中に自分の影が浮かぶ、ブロッケン現象

陽射しが差し込むと同時にブロッケン現象が現れました。ガスの多い日ならではのごほうびです。

ハイマツ帯に入ると、足元の花も高山仕様に変わります。ミヤマウイキョウタカネツメクサ

ミヤマウイキョウ
ミヤマウイキョウ
タカネツメクサ
タカネツメクサ

岩が語る、大昔の海の底

緑色岩(グリーンストーン)が出てきた
緑色岩(グリーンストーン)の登場
この写真 手前は赤色チャートで奥は緑色岩(グリーンストーン)とはっきり岩石の色が
手前は赤色チャート、奥は緑色岩

鳥倉登山口から塩見岳山頂にかけて、石灰岩→粘板岩→チャート→赤色チャート→緑色岩と、次々に違う岩石が現れます。写真は手前が赤色チャート、奥が緑色岩(グリーンストーン)。色がはっきり違うのが分かります。大昔の海の底が隆起して、こうして地層が顔を出しているのです。

らいちゃん

らいちゃん

足元の岩を見れば、何億年という時間が読めるのじゃ。塩見岳は「岩の教科書」のような山じゃな。

その岩のすき間を選ぶように咲くのが、イワツメクサチシマギキョウです。

イワツメクサ
イワツメクサ
チシマギキョウ
チシマギキョウ

鎖場|落ち着いて三点支持で

このような岩場の鎖場も出てくる
岩場の鎖場が始まります
なかなかの傾斜ですが、前の週に剱岳に登っていたのでスムーズに進むことができる
傾斜はしっかり。三点支持で確実に
落石注意の看板 人によってはここからヘルメットを装着すると良い
落石注意の看板
さぁ、手と足をうまく使って登っていきましょう
手と足をフルに使って

森林限界を超えると岩場の鎖場が現れます。なかなかの傾斜ですが、手と足をうまく使って登れば問題ありません。落石注意の看板があるので、人によってはここからヘルメットを装着すると良いでしょう。

鎖のすぐ脇にも花。イワオウギは花と実の両方が見られました。

イワオウギ
イワオウギ
イワオウギの実
イワオウギの実
周辺はガスガス 足元の岩も濡れているので慎重に歩きましょう
濡れた岩は慎重に
早い時間帯に登った人々は早々に降りてきています 皆さん、30分ほど粘ったけどガス
下山者と情報交換
鎖場をどんどん進みましょう
鎖場を一歩ずつ
マーキングもあるのでこれを見ながら進んでいきましょう 上から下りてくる人と声を掛
マーキングを目印に、譲り合って進みます

ガスで岩が濡れていると滑りやすくなります。マーキングを追いながら、上から下りてくる人と声を掛け合って譲り合いながら進みましょう。この日は早い時間に登った人たちが「30分粘ったけどガスガスだった」と言いながら下りてきていました。

おこちゃん

おこちゃん

岩場たのしー!ここ、手がかりいっぱいあるね!

イッチー

イッチー

おこちゃん、落石だけは本当に気をつけて。下に人がいるかもしれないからね。

ひと登りごとに、花の顔ぶれが変わっていきます。シコタンソウタカネヒゴタイ

シコタンソウ
シコタンソウ
タカネヒゴタイ
タカネヒゴタイ

山頂直下まで来ると、コゴメグサタカネシオガマイワベンケイなど、岩にしがみつくような小さな花ばかりになります。花の名前と見頃は山の花 見頃カレンダーもあわせてどうぞ。

コゴメグサ
コゴメグサ
タカネシオガマ
タカネシオガマ
イワベンケイ
イワベンケイ
ミヤママンネングサ
ミヤママンネングサ
らいちゃん

らいちゃん

よいか、ここで気づいてほしいのじゃ。樹林帯の花は鹿に食べられ、岩場の花は残っておる。つまりおぬしらが稜線で見る花は、鹿も届かぬ場所で生き延びた強者たちなのじゃ。

イッチー

イッチー

そう聞くと、一輪一輪がもっと愛おしく見えるね……。

塩見岳 山頂

おや?あれが山頂かな? もう少しだね
あれが山頂……もうひと息
山頂の三角点にタッチ
山頂の三角点にタッチ
塩見岳 西峰の山頂に到着
塩見岳・西峰に登頂
山頂標識とイッチー
山頂標識とイッチー
こちらが塩見岳の東峰のピーク こちらの方が若干標高が高い 西峰と東峰は歩いて数分
数分先の東峰(3,052m)

塩見岳は西峰と東峰のふたつのピークを持ちます。歩いて数分、あっという間に行き来できる距離で、東峰(3,052m)のほうが西峰(3,047m)より少しだけ高いです。

一瞬ガスが抜けて見えた仙塩尾根。南アルプスで最も長い尾根です
一瞬ガスが抜け

この日はガスがち。それでも一瞬だけガスが抜けて仙塩尾根が姿を見せてくれました。南アルプスで最も長い尾根です。写真には収められませんでしたが、ガスの切れ間からは富士山も見えました。

らいちゃん

らいちゃん

仙丈ヶ岳から塩見岳まで、営業小屋のほとんどない尾根が延々と続く。南アルプスの奥深さの象徴じゃな。ワシはこの尾根を眺めるたび、山の大きさに背筋が伸びる思いがするのじゃ。

イッチー

イッチー

いつか歩いてみたいなあ。よし、次の目標リストに追加!……その前に今日は無事に下りようね。

足元はトレランシューズで

今回の足元はMERRELL アジリティピーク。靴下はinjinji
岩場でも頼れた今回の相棒たち

今回の足元はMERRELL アジリティピーク塩見岳の岩場も全く問題なく歩けました。前の週に剱岳(別山尾根)を歩いていたこともあり、鎖場もスムーズ。靴下は5本指のinjinjiです。「登山靴じゃなくて大丈夫?」という方はトレランシューズが正解な理由もどうぞ。

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イッチー

イッチー

ボクは岩場でもトレランシューズ派。軽くて足がよく動くから、こういう長い行程ほど後半に差が出るんだよね。

下山|お待ちかねの三伏峠カレー🍛

バッタ🦗みたいな木
バッタみたいな木
可愛いキノコ🍄‍🟫
かわいいキノコ
あら、ボクシンググローブみたいなキノコ🍄‍🟫
ボクシンググローブみたいなキノコ

下りながらも、頭の中はもうカレーのことでいっぱいです。途中にはバッタみたいな形の木や、ボクシンググローブみたいなキノコ。

花たちも見送ってくれました。ミヤマトウキハクサンフウロ

ミヤマトウキ
ミヤマトウキ
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
今回のいちばんのお楽しみ、三伏峠小屋の名物カレー
お待ちかね、三伏峠小屋の名物カレー
温かい山菜そば1,200円。山菜とキノコとお揚げが入っていて美味しかった
山菜とキノコとお揚げの温かいそば
1番楽しみにしていた三伏峠小屋の管理人手作りカレー🍛1,200円 具材が溶け込ん
具材が溶け込んだ甘口。じんわり優しい味です

三伏峠小屋の管理人さん手作りカレーは1,200円。具材が溶け込んだ、とてもおいしい甘口のカレーでした。あわせて注文した温かい山菜そば(1,200円)も、山菜とキノコとお揚げが入っていて美味しかったです。

この日いちばん嬉しそうな顔。カレーは人を笑顔にします
この日いちばんの笑顔

この写真、今回いちばん嬉しそうにしている一枚です。やっぱりカレーは人を笑顔にしますね。ちなみに後ろにいた登山者3名も、このあと全員カレーを注文していました。

イッチー

イッチー

ここまで歩いてきたごほうび。この一皿のために塩見岳に来たと言っても大げさじゃないよ🍛

きのちゃん

きのちゃん

しあわせそうな顔してる…。

三伏峠小屋 屋内トイレ(外来は300円)

小便器が2つ
小便器は2つ
洋式の水洗トイレ 拭いた後の紙は目の前のゴミ箱に捨てるタイプ とても綺麗なトイレ
洋式水洗でとても綺麗。紙はゴミ箱へ
小屋の中のトイレの様子 手洗いのお水も出るし、ペーパータオルも用意されている 小
手洗い水にペーパータオルまで

小屋の中のトイレは洋式の水洗で、とても綺麗でした。拭いた紙は目の前のゴミ箱に捨てるタイプ。手洗いの水も出て、ペーパータオルも用意されています。外来者も1回300円で利用可能です。

東屋の中の様子 こちらにも登山ポストがある📮
東屋には登山ポストも
情報共有の掲示板 みんな感想を書き込んでいる なかなか面白い
感想が並ぶ掲示板

林道を抜けて、2日ぶりに駐車場へ。改めて第2・第3駐車場の様子も確認してきました。

公共交通機関を利用される方はこの伊那バスを利用することになる🚌 第1駐車場🅿️に
伊那バスの案内板
こちらが第2駐車場🅿️ 第一から1.2kmほど離れた場所 こちらは15台ほどしか
第2駐車場
第2駐車場からさらに500mほど離れた場所に第3駐車場があり、こちらは30台ほど
第3駐車場

林道終点の東屋には登山ポストと、登山者が感想を書き込む情報共有の掲示板がありました。これがなかなか面白い。

イッチーの山旅セット|塩見岳1泊2日の装備

今回の塩見岳に実際に連れていった相棒たちです。水場が1ヶ所しかない・トイレは携帯トイレ・部屋にコンセントなしという条件なので、いつもの装備に加えて「自己完結」の道具が効いてきます。全装備の一覧は登山ギアおすすめ大全にまとめています。

イッチー

イッチー

気になるギアがあったら各リンクからチェックしてみてね。ぜんぶボクが実際に使っているものだよ。シューズ(MERRELL)とソックス(injinji)、アイマスク・耳栓・モバイルバッテリー・携帯トイレ・ハッカ油は上の山小屋レポで紹介したとおり!

ザック・レインウェア

山小屋泊なら45L前後がちょうど良いサイズ感。レインウェアは着なくても必ず上下で持っていきます。

行動食

定番のようかんとアミノ酸。今回はツルヤのグミも大活躍でした。

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アクセサリー・小物

サングラスと手ぬぐいはイッチーの定番。山小屋泊では消灯後のヘッドランプも必須です。

持ち物チェックリスト(山小屋泊1泊2日・夏)

✅ 塩見小屋に泊まるなら、これは忘れずに

  • インナーシーツ(小屋のシュラフを使う人は持参と案内。売店でも800円で購入可)
  • アイマスク・耳栓(仕切りはカーテンのみ)
  • モバイルバッテリー(部屋にコンセントなし・充電は1人1台まで)
  • (ルート上の水場は「ほとけの清水」1ヶ所のみ。小屋では500ml=500円)
  • ゴミ袋(売店で買ったものも含めゴミはすべて持ち帰り。※使用済み携帯トイレだけは小屋の回収ボックスへ出せます)
  • 防寒着(8月でも朝は12℃)
  • ヘルメット(山頂直下の岩場・落石注意)
  • 現金(協力金・売店・トイレチップ用)

よくある質問(FAQ)

Q. 塩見岳はどの登山口から登るのが一般的ですか?

A. 長野県側の鳥倉(とりくら)登山口が最も一般的です。第1駐車場(約30台・トイレあり)から林道を約3km歩くと登山口に着きます。かつて使われた塩川小屋方面のルートは現在閉鎖されています(2026年8月時点)。

Q. 鳥倉登山口の駐車場は混みますか?

A. 第1(約30台)・第2(約15台)・第3(約30台)の3つがあります。今回は日曜21時着の車中泊で第1に停められましたが、週末は第3まで満車になり路上駐車も出るそうです。バスは第1・第2にのみ停まります。

Q. バスでもアクセスできますか?

A. 伊那バスが運行しています。登山口方面へは1日2本(2026年8月時点で8:19/13:44)、帰りの鳥倉登山口発も1日2本(9:15/14:35)です。本数が少ないので、乗り遅れると行程が崩れます。最新の時刻は伊那バス公式サイトでご確認ください。

Q. 日帰りはできますか?

A. 距離25km・累積標高約2,200m・コース定数57で、一般的には1泊2日の行程です。三伏峠小屋泊または塩見小屋泊が定番で、健脚者が日帰りする例もありますが、バスの時刻や午後の雷雨リスクを考えるとおすすめしません。

Q. ルート上に水場はありますか?

A. 豊口ルートの「ほとけの清水」1ヶ所のみです。訪問時は水量がチョロチョロという程度でした。塩見小屋では飲料水が500ml=500円、2L=1,000円で購入できます(2026年8月時点)。

Q. 塩見小屋のトイレはどうなっていますか?

A. 携帯トイレ専用で、使用済みの袋は小屋の回収ボックスに出せます(持ち帰り不要)。宿泊者はトイレ袋の配布・回収とも無料。宿泊者以外も1枚300円(回収料込み)で購入でき、持参した携帯トイレの処分は回収料100円です。受付時に使い方のレクチャーがあります。男性の小用は屋外の小便器を使います(宿泊者無料・宿泊者以外は1回100円)。

Q. 塩見小屋に充電設備はありますか?

A. 小屋の充電コーナーで無料で充電できますが、1人1台まで・部屋への持ち込み不可です。各部屋にコンセントはないので、モバイルバッテリーを持参するのが基本です。

Q. 塩見小屋で電波は入りますか?

A. 小屋の横の展望所が電波の入るスポットです。日本通信SIM(ドコモ回線)では展望所に立つと電波を拾えました。キャリアや天候により変わるため、圏外前提で計画するのが安全です。

Q. 塩見小屋の食事はどんな内容ですか?

A. 今回の夕食はロールキャベツとエビフライで、ご飯とスープはおかわり自由でした(食事時間は30分交代制)。朝食は鮭・ウインナー・卵焼きが中心です。売店ではカップ麺各600円、おはぎ600円、挽きたてコーヒー(宿泊者500円)などが購入できます(2026年8月時点)。

Q. 三伏峠小屋の名物カレーはいくらですか?

A. 管理人さん手作りのカレーが1,200円です(2026年8月時点)。具材が溶け込んだ甘口で、温かい山菜そば(1,200円)もあります。三伏峠小屋のトイレは屋外200円・屋内300円です。

Q. 山頂直下の岩場は危険ですか?

A. 天狗岩から山頂にかけて鎖場と岩場が続きます。三点支持で落ち着いて登れば通過できますが、落石注意の看板があり、ヘルメットの携行をおすすめします。ガスや雨で岩が濡れている日は特に慎重に。

Q. 8月でも防寒着は必要ですか?

A. 必要です。今回の朝の外気温は12℃でした。稜線の小屋は日が落ちると冷えるので、薄手のダウンやフリースを1枚持っていくと安心です。

Q. 前泊はどうすればいいですか?

A. 鳥倉第1駐車場での車中泊が定番です。今回は21時ごろ到着で駐車でき、公衆トイレもあります(週末は第3駐車場まで満車になることも)。入浴は松川IC近くの信州まつかわ温泉「清流苑」が営業時間・設備とも登山前後にちょうど良いです。

まとめ|塩見岳は「山小屋を楽しむ山」でした

初めての塩見岳は、あいにくのガスがちの2日間。それでも、ブロッケン現象、岩の色が変わっていく稜線、挽きたてのコーヒー、ご飯おかわり自由の夕食、そして下山後のカレー——景色以外の楽しみがこんなにある山だと教えてもらいました。

⛰️ こんな人におすすめ

  • 南アルプスの3,000m峰に挑戦したい中級者以上の方
  • 「山小屋そのもの」を楽しみたい方(塩見小屋の自己完結スタイルは体験する価値あり)
  • 静かな苔の森と地質の変化を味わいたい方

YAMAPのルート地図はこちら → イッチーの頂メシ|塩見岳と三伏峠カレー 活動日記

この山行の動画をイッチーの頂メシで公開中! → ▶ 塩見岳 鳥倉登山口から1泊2日 | イッチーの頂メシ

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下りで膝が痛い、すぐ息が上がる——その悩み、「身体の使い方」で変わります

イッチー(プロ山岳フィジカルコーチ)の「登山の身体づくりセミナー」を東京・高尾で定期開催中。座学+実技で、一生ケガなく登れる身体をつくります。参加者評価 ★4.76(77件)。

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🐶 この記事を書いた人
山メシ隊長イッチー
イッチー(山メシ隊長)

「登山をもっと楽しく、おいしく。」がモットー。おいしいものがあるから山に登る! 山ごはん・山小屋グルメ・ギアの実体験を、仲間のらいちゃん・おこちゃん・きのちゃんと一緒に全国の山から発信中です。

※本ブログの身体づくり・安全に関する情報は、運営者・一水孝志(理学療法士/アスレティックトレーナー)が監修しています。プロ山岳アスリート・小川壮太選手のパーソナルトレーナーを務め、同選手の著書『山岳アスリートに教わる 膝に負担をかけない!バテない!山の歩き方』(山と溪谷社)を監修。詳しいプロフィール →

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