唐松岳 日帰り登山ガイド|八方池・高山植物・アクセス【北アルプスデビューに最適】
「北アルプスに登ってみたいけど、いきなり縦走はハードルが高い……」そんな方にイッチーが自信を持っておすすめするのが唐松岳(からまつだけ・2,696m)です。リフトを乗り継げば一気に標高1,830mの稜線へ。あとは八方池(はっぽういけ)の絶景と咲き乱れる高山植物を愛でながら、日帰りで北アルプスの頂に立てます。今回は7月上旬の平日に、黒菱(くろびし)駐車場からリフトで八方池山荘へ上がり、八方尾根(はっぽうおね)を往復する日帰りプランを歩いてきました。リフト料金や駐車場、雪渓・細尾根の注意点、トイレ事情、下山後の温泉まで——北アルプスデビューを計画する方が知りたいことを、実体験ベースでまるごと解説します。
📋 この記事でわかること
🎥 今回の唐松岳登山、動画でも公開中!
▲ お花の楽園・八方尾根の空気感は動画でぜひ。チャンネル登録も励みになります😊
※ コース定数は中級の目安です。ご来光リフトで八方池山荘から往復すれば、体力的な負担はぐっと軽くなります(最新の運行は公式でご確認を)
例年6月中旬〜8月上旬が高山植物のピーク。ハッポウタカネセンブリなどの固有種をはじめ、シラネアオイ・チングルマ・コマクサなど、リフトを降りた瞬間からお花のオンパレードです。八方池の雪解けは例年6月下旬〜7月。最新の開花・残雪状況は白馬八方尾根公式サイトでご確認を。
① アクセス・駐車場・リフト料金(八方アルペンライン/黒菱ライン)
唐松岳の玄関口は長野県白馬村の八方尾根。スタート地点へのアプローチは大きく2通りあります。ひとつは麓の八方駅から八方アルペンライン(ゴンドラ「アダム」+リフト2本)で八方池山荘(標高1,830m)まで上がる王道ルート。もうひとつは、マイカーで標高1,500mの黒菱駐車場まで上がり、黒菱ライン(リフト2本)に乗り換えるルートです。今回イッチーは黒菱駐車場を起点に、八方尾根へ向かいました。
⚠️ 黒菱ゲレンデは「徒歩での登り下り」はできません
八方尾根の自然保護のため、黒菱駐車場から八方池山荘までのゲレンデ(作業道)の徒歩通行は禁止されています(登山道の入口は黒菱第3リフト終点付近から)。黒菱駐車場からは必ずリフトを利用しましょう。早朝から登りたい日は、土日などに運行する「ご来光リフト」(黒菱第3ペアリフトの早朝運行)が便利です。最新の運行日は黒菱ライン公式でご確認ください。
🚡 リフト料金・営業の目安(大人)
- 八方アルペンライン(八方駅⇔八方池山荘):往復3,500円/片道2,100円。例年6月上旬〜11月上旬営業
- 黒菱ライン(黒菱駐車場⇔八方池山荘):往復2,700円/片道1,450円。例年7月上旬〜10月中旬営業
- 始発は時期により異なります(例年8時前後・夏季は早朝運行日あり)。下り最終は八方池山荘発16:30ごろが目安
- 土日を中心に黒菱第3ペアリフトの早朝運行(ご来光リフト)が実施される日もあります(早朝トレッキングチケット:黒菱第3リフト往復+グラートクワッドリフト片道で大人2,300円/こども1,350円)
駐車場は、八方アルペンライン利用なら麓の八方第2・第3駐車場などの無料駐車場(ゴンドラ駅まで徒歩5〜10分)が便利です。黒菱ライン利用なら黒菱駐車場(普通車約200台)へ。黒菱までの林道は舗装されていますが、すれ違い注意の狭い区間があり、大型車は通行できません。牧場の中を通るので牛にもご注意を。
トイレは黒菱駐車場に24時間使えるきれいなトイレがあります(ゲレンデ施設のトイレでウォシュレット付き)。一方、尾根上の公衆トイレは時間帯や水事情で閉まっていることがあるので、登山前に駐車場で済ませておくのが鉄則です。

黒菱駐車場には平日の朝4時すぎに到着。トイレもきれいで余裕があったよ。黒菱のゲレンデは自然保護のために歩いては通れないから、駐車場からはリフトを使ってね。早朝に動きたい日は「ご来光リフト」が便利!始発に合わせれば、体力もぐっと温存できるよ。
🔗 唐松岳登山の公式リンク集
- 白馬八方尾根 公式(トレッキング) — リフト営業カレンダー・登山道情報
- 黒菱ライン・黒菱駐車場 — 営業期間・ご来光リフト
- 唐松岳頂上山荘 公式サイト — 営業期間・予約・最新の登山道情報
- 白馬八方温泉(日帰り入浴) — みみずくの湯ほか
- 登山届はYAMAPの登山計画提出が手軽でおすすめ
※本セクションにはアフィリエイトリンクが含まれます
🛏 前泊におすすめ
白馬村・八方エリアの宿
リフトの始発に合わせるなら、白馬に前泊して朝イチで乗り場へ向かうのが鉄板です。八方エリアはペンションから温泉宿まで選択肢が豊富で、ゴンドラ駅まで徒歩圏の宿も多数。下山後にもう一泊して白馬グルメを楽しむのもおすすめです(価格は変動します)。
楽天トラベルは「白馬」の宿検索、じゃらんは白馬・小谷エリアの宿一覧が開きます
② ご来光リフトで八方池山荘へ——八方尾根のお花ロード
八方尾根は、リフトを降りた瞬間から「お花の楽園」でした。黒菱第3ペアリフトの足元にはニッコウキスゲとワタスゲの群落が広がり(リフトの車窓から楽しめます)、八方池山荘から自然研究路へ入れば、ヨツバシオガマ、ユキワリソウ、イブキジャコウソウ……と、足を止めるたびに新しい花に出逢えます。
※黒菱のゲレンデは自然保護のため徒歩では登れません。下部のお花はリフトから、本格的な花さんぽは八方池山荘から上の自然研究路で楽しみましょう。

うわぁ、お花がいっぱい!どっちを向いてもお花畑で、足が止まっちゃう🌸

八方尾根は“お花の宝庫”だからね。リフトを降りた瞬間からこれだもん、北アルプスデビューにもぴったりなんだ。

八方池山荘(リフト終点)を過ぎると、本格的な登山道へ。木道と石ころ道を登っていくと、朝の光のなかに白馬三山(はくばさんざん。白馬岳〈はくばだけ〉・杓子岳〈しゃくしだけ〉・白馬鑓ヶ岳〈はくばやりがたけ〉)が浮かび上がってきました。
📝 「白馬」は「はくば」と読みます。「しろうま」と読まれがちですが、白馬三山も白馬岳も、地元や白馬山荘では古くから「はくば」。麓の白馬村(はくばむら)と同じ読みです。


そして八方尾根といえば、ここでしか見られない花。星形の小さな花ハッポウタカネセンブリに逢えたら、それはもう大当たりです。


ハッポウタカネセンブリは八方尾根の特産種じゃ。このあたりは蛇紋岩(じゃもんがん)という特殊な岩でできておってな、植物が育ちにくい土壌ゆえに、標高2,000m前後でも本来もっと高い場所に咲く花々が見られるのじゃ。まさに天然の高山植物園じゃな
なお、尾根上の公衆トイレは早朝はまだ閉まっていました(下山時には開いていました)。トイレは黒菱駐車場か、リフト駅で済ませておくのが安心です。

🌸 八方尾根(黒菱〜八方池山荘エリア)の高山植物




















③ 八方池——白馬三山を映す天空の鏡
第2ケルンを越え、雪渓をひとつ渡ると、標高2,060mの八方池に到着。風のない晴れた日には、水面に白馬三山を映す「逆さ白馬三山」が見られる、八方尾根のハイライトです。この日はガスが多めでしたが、それはそれで幻想的な雰囲気でした。



風のない晴れた日の午前中なら、水面に白馬三山が映る「逆さ白馬三山」が見られるよ。八方池までなら観光の方でも歩けるから、まずはここを目標にするのもアリ。でもボクたち登山者のお楽しみは、ここから先なんだよね!
④ 八方池から先は”本物の北アルプス”——下ノ樺・細尾根・雪渓
八方池までは観光客も歩ける整備された道ですが、ここから先は装備を整えた登山者の世界です。まずはダケカンバの茂る樹林帯「下ノ樺(しものかんば)」へ。いったん花の稜線から森に入る、八方尾根らしい不思議な区間です。

うっ、道が細い…!しかも雪渓まで出てきた。ここ、ちょっとこわいかも…

落ち着くのじゃ、おこ。細尾根はすれ違いで譲り合い、雪渓はマーキングを確かめてまっすぐ標高を上げるのが正解じゃ。下りが不安なら軽アイゼンを持てば安心じゃぞ。

取材時(2025年7月上旬)は夏道の一部に崩落があり、尾根通しの迂回路(細尾根)を歩く区間がありました。すれ違いにも気を使う細さで、左側が切れ落ちている箇所もあります。


細尾根を抜けると、ご褒美のように現れるのがシラネアオイの群生地。そしてその先に、この日いちばんの核心部・雪渓の登りが待っていました。



雪渓ガシガシ登るの楽しい〜っ!……って思ったけど、最初の雪渓はどこを登ればいいのか一瞬迷っちゃった。迷ったら上!まっすぐ上に標高を上げれば大丈夫だよ〜!
取材時は雪渓を計4カ所ほど通過しました。チェーンスパイクは「付けている人もいれば、そのまま歩く人もいる」という状況で、イッチーは持参したものの使わずに通過。ただし雪の状態は年や時期でまったく変わるので、初夏に登るなら携行をおすすめします。


ロープが張られた場所は、夏道が崩落しておる危険箇所じゃ。歩きやすそうに見えても絶対に進んではならぬぞ。疲れてくると、ついつい楽そうな方へ足が向くものじゃからな。ロープと印をよく見て進むのじゃ

🌸 八方池から先の樹林帯・細尾根で出会えた高山植物












⑤ ガスが晴れた!不帰ノ嶮の大パノラマ
丸山ケルンを越えてしばらく歩いたころ、急に辺りが明るくなり——一気にガスが抜けました。目の前にドーンと現れたのは、後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)屈指の難所不帰ノ嶮(かえらずのけん)の荒々しい岩峰群。この瞬間のために登ってきたと言いたくなる絶景です。


山頂直下には急な岩場があり、土日は渋滞しがちなポイント。すれ違いの際は「お先にどうぞ」と声を掛け合いましょう。


🌸 稜線の大パノラマで出会えた高山植物






⑥ 唐松岳山頂(2,696m)
黒菱駐車場から歩くこと約5時間、唐松岳山頂(2,696m)に到着! 天気予報は昼から雨だったのに、山頂ではしばらく青空が広がってくれました。剱岳(つるぎだけ)・立山連峰、迫力の不帰ノ嶮、どっしりした五竜岳(ごりゅうだけ)——北アルプスの名峰たちを一望できる、最高の頂です。

ふぅ…登りきった!ガスが晴れて、剱岳も五竜岳もぜんぶ見える。これだから山はやめられないなぁ。

うわー!ぐるっと360度ぜんぶ山だ!がんばって登ったごほうび、最高だね✨

山頂でタイムラプスを撮影しながら、パンとおにぎりをモグモグ。この日は山頂直下で、今年すでに2回顔を合わせていた八ヶ岳の山小屋の小屋番さんとばったり再会するといううれしいハプニングもありました。

山頂直下では、今年2回お世話になった八ヶ岳の山小屋の小屋番さんにばったり再会!向こうもボクのことを覚えていてくれて、なおさらうれしかったなぁ。山では不思議な縁がつながるんだよね。こういう出逢いも登山のごちそうだよ
⑦ 唐松岳頂上山荘——トイレ事情とコマクサ
山頂から下ること約15分、稜線に建つ唐松岳頂上山荘へ。日帰りでも心強い存在で、トイレ(利用300円)を借りられます。水が貴重な小屋なので、感謝の気持ちを込めて大切に使いましょう。山荘周辺の砂礫地はコマクサの群生地。元気な色の株がたくさん咲いていました。


コマクサは「高山植物の女王」と呼ばれておってな、ほかの植物が育たぬ砂礫地にぽつんと根を張るのじゃ。あの過酷な場所で可憐に咲く姿、けなげじゃろう? 踏み荒らさぬよう、登山道から静かに愛でるのじゃぞ

🌸 唐松岳頂上山荘で出会えた高山植物


⑧ 下山——ライチョウとの出逢い&リフトでラクラク
「下山はサクッと!」のつもりが、そうはさせてくれないのが八方尾根。ハイマツ帯ではなんとライチョウに遭遇。さらに登りでは気づかなかった花を見つけるたびに足が止まり、結局たっぷり時間をかけて下りました。

あっ、ライチョウだ…!ハイマツの中でじっとしてる。会えるとうれしい、山の守り神みたい♪

天気がくずれ気味の時に出会いやすいんだ。そっと見守って、驚かせないようにそ〜っとね。


おっ、ワシの仲間に逢えたようじゃな!ライチョウは天気が崩れる前後に姿を見せやすいと言われておる。見かけても追いかけたり餌を与えたりせず、距離をとって静かに見守るのじゃぞ

朝は閉まっていた公衆トイレも、昼の時間帯には開いていました。営業時間が読みにくいので、あてにしすぎないのが無難です。
八方池山荘まで戻ったところで小雨がパラパラ。サンデーソフトを食べながら雨宿りして、小降りになったタイミングでリフトに乗り込みました。下りのリフトは膝にやさしく、景色も最高。文明の利器に感謝です。


🌸 下山路で出会えた高山植物








⑨ 下山後のお楽しみ——白馬グルメ&温泉
八方尾根を下りたら、白馬村でのお楽しみがもう一つ。実際に立ち寄ったお店を、営業時間や公式リンクとあわせて”情報誌”風にまとめました。計画の参考にどうぞ。

下山後のごほうびごはん、待ってました〜!🍔 もうお腹ぺこぺこだよ。

わかる。汗をかいたあとのバーガーは反則的に旨いんだ。白馬は名店ぞろいだから、下山後まで楽しめるよ。
🍔 サウンズ・ライク・カフェ(SOUNDS LIKE CAFE)




海外仕込みのコーヒーと、ボリュームたっぷりのバーガーが名物。白馬・エコーランドの大通り沿いにあります。汗をかいたあとのバーガーは格別です。
- 📍 長野県白馬村(エコーランド通り)
- 🕒 平日 9:30〜16:00/土日祝は休み(バーガー類は15:00まで)
- ☎️ 0261-72-2040
- 🔗 白馬村公式観光サイトで見る
- ※営業時間は変わることがあります。最新は公式でご確認を
♨️ 白馬八方温泉「みみずくの湯」

白馬三山を望む露天が自慢の日帰り温泉。登山の汗をさっぱり流して、一日を締めくくれます。八方尾根のリフト乗り場からも近く、下山後の動線にぴったり。
- 📍 白馬村北城八方口(八方エリア)
- 🕒 12:00〜20:00(受付は19:30まで・季節で変動)
- 💰 大人700円・小人400円(割引券提示で大人600円・小人300円/無休・駐車場無料 約30台)
- 🔗 公式サイトで営業時間・料金を見る
- ※料金・時間は変わることがあります。最新は公式でご確認を

温泉のあとの火照った身体に、白馬の風が気持ちいいんだよね〜。帰り道のひとやすみも旅の余韻♨️
帰り道は安曇野・長野道方面にスターバックスもあるので、ドライブのお供に一杯どうぞ。温泉とコーヒーで、北アルプスの余韻にゆっくりひたれます。
イッチーの山旅セット(使用装備)
今回の唐松岳日帰りに実際に連れていった相棒たちをまとめました。イッチーの全装備リスト(ギアおすすめ大全)もあわせてどうぞ。リフト利用の日帰りといっても、稜線の強い日差し、雪渓、午後のにわか雨と、八方尾根は装備の総合力が問われる山。頼りになる道具ばかりです。

気になるギアがあったら、各リンクからチェックしてみてね。ボクが普段から使ってる、信頼できるものばかりだよ!八方尾根は標高2,000m超の稜線歩きだから、日差し対策と雨対策の両方が大事。サングラスと雨具はぜったいに省略しないでね
持ち物チェックリスト(唐松岳・日帰り)
🎒 必携
□ ザック(20〜30L)/□ トレランシューズ or 登山靴/□ レインウェア上下/□ 防寒着(稜線は夏でも冷える)/□ 手袋/□ ヘッドランプ/□ 行動食・水(1.5〜2L目安・ルート上に水場なし)/□ 地図・GPSアプリ/□ 健康保険証・現金(リフト券・トイレ用に小銭も)
🌸 夏の八方尾根であると安心
□ サングラス・日焼け止め(稜線は日陰なし)/□ 帽子/□ 折りたたみ傘(午後のにわか雨に活躍)/□ モバイルバッテリー(耐火袋推奨)/□ カメラ(高山植物の撮影に)
⛓️ 初夏(6〜7月上旬)の雪渓対策
□ チェーンスパイク(取材時は未使用で通過できたものの、不慣れな方・雪が多い年は必携)/□ トレッキングポール/□ ゲイター
よくある質問(FAQ)
Q. 唐松岳は日帰りできますか?コースタイムは?
A. リフトを使えば日帰りで十分登れます。標準コースタイムの目安は八方池山荘から山頂まで登り約3時間半・下り約2時間半。ご来光リフトを使えば、八方池山荘を起点に往復でき、体力的な負担も抑えられます。リフトの最終時刻から逆算し、朝いちばんの便で上がるのが鉄則です。Q. ゴンドラ・リフトの始発と下山のリミットは?
A. 始発は時期により異なり、例年8時前後(夏季は早朝運行日あり)。下り最終は八方池山荘発16:30ごろが目安です。遅くとも13時までには山頂を出発し、余裕をもって戻りましょう。営業時間は日によって変わるため、必ず公式サイトの営業カレンダーで確認してください。Q. 駐車場はどこが無料ですか?何時ごろ満車になりますか?
A. 八方アルペンライン利用なら、ゴンドラ駅まで徒歩5〜10分の八方第2・第3駐車場などの無料駐車場が便利です。黒菱ライン利用なら黒菱駐車場(普通車約200台・トイレ24時間)へ。取材時は平日4時すぎの到着で余裕がありましたが、夏の週末は朝早くから埋まりやすいので、前泊や早着がおすすめです。Q. 八方池に「逆さ白馬三山」が映る条件は?
A. 風のない晴れた日の午前中がチャンスです。風が出ると水面が波立って映り込みは消えてしまいます。また八方池の雪解けは例年6月下旬〜7月で、雪が残る時期は池が現れていないこともあります。Q. 初心者が注意すべき核心部はどこですか?
A. ①八方池から先の雪渓(初夏は複数カ所・マーキングが薄い箇所あり)、②夏道崩落時の迂回となる細尾根(丸山ケルン前後・左側が切れ落ちた箇所あり)、③山頂直下の岩場(土日は渋滞・すれ違い注意)の3点です。ロープが張られた場所には絶対に立ち入らず、印をよく確認して歩きましょう。Q. トイレと水場はありますか?
A. 黒菱駐車場に24時間使えるトイレがあります。尾根上の公衆トイレは早朝閉まっていることがあり、八方池山荘のトイレも水量不足で使えない場合があります。山頂方面では唐松岳頂上山荘のトイレ(利用300円)が頼りです。ルート上に水場はないので、必要な水は全部持って上がりましょう。Q. チェーンスパイクは必要ですか?
A. 雪の量次第です。取材時(7月上旬)は雪渓が4カ所ほどあり、使う人と使わない人が半々という印象でした。6〜7月上旬に登るなら、軽量なチェーンスパイクをお守りとして持っていくのがおすすめです。雪渓の状況は唐松岳頂上山荘の公式情報で確認できます。Q. ご来光リフトとは何ですか?
A. 黒菱第3ペアリフトが期間限定で早朝運行されるもので、標高1,680mの雲海デッキから朝焼けや雲海を楽しめます。土日を中心とした実施日限定の運行のため、日程・時刻は八方尾根公式サイトでご確認ください。Q. 唐松岳頂上山荘に泊まれますか?
A. 泊まれます。2026年の夏季営業は6月27日〜10月12日(宿泊)の予定で、宿泊・テント泊とも予約制。料金は1泊2食15,000円(北館。本館・南館は+1,000円)。1泊2日にすれば、夕景や星空、朝の絶景まで楽しめます。
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まとめ:お花の楽園から、北アルプスデビューの頂へ
□ ザック(20〜30L)/□ トレランシューズ or 登山靴/□ レインウェア上下/□ 防寒着(稜線は夏でも冷える)/□ 手袋/□ ヘッドランプ/□ 行動食・水(1.5〜2L目安・ルート上に水場なし)/□ 地図・GPSアプリ/□ 健康保険証・現金(リフト券・トイレ用に小銭も)
🌸 夏の八方尾根であると安心
□ サングラス・日焼け止め(稜線は日陰なし)/□ 帽子/□ 折りたたみ傘(午後のにわか雨に活躍)/□ モバイルバッテリー(耐火袋推奨)/□ カメラ(高山植物の撮影に)
⛓️ 初夏(6〜7月上旬)の雪渓対策
□ チェーンスパイク(取材時は未使用で通過できたものの、不慣れな方・雪が多い年は必携)/□ トレッキングポール/□ ゲイター
Q. 唐松岳は日帰りできますか?コースタイムは?
Q. ゴンドラ・リフトの始発と下山のリミットは?
Q. 駐車場はどこが無料ですか?何時ごろ満車になりますか?
Q. 八方池に「逆さ白馬三山」が映る条件は?
Q. 初心者が注意すべき核心部はどこですか?
Q. トイレと水場はありますか?
Q. チェーンスパイクは必要ですか?
Q. ご来光リフトとは何ですか?
Q. 唐松岳頂上山荘に泊まれますか?
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リフトで標高1,830mまで上がれて、八方池の絶景、固有種を含む高山植物のオンパレード、そして剱・立山や不帰ノ嶮の大パノラマ——唐松岳は「日帰りでここまで楽しめるの?」と驚くほど、ごちそうが詰まった山でした。八方池までは観光気分で歩けますが、その先は雪渓も細尾根もある本物の北アルプス。しっかり装備を整えて、リフトの時間に余裕をもって挑めば、最高の北アルプスデビューになるはずです。
🌸 ベストシーズン:7月上旬〜8月上旬(高山植物のピーク)。9月下旬〜10月上旬は紅葉も見事
🏔️ おすすめの歩き方:リフト始発で八方池山荘へ→午前中に山頂→14時台までに下山開始→白馬バーガー&みみずくの湯

唐松岳は「リフトで楽できる山」と思われがちじゃが、八方池から先は本物の北アルプスじゃ。装備と時間に余裕を持ち、リフトの最終時刻から逆算して計画するのじゃぞ。それさえ守れば、これほどデビューに向いた山はそうそうないからのう
YAMAPのルート地図はこちら → イッチーの頂メシ|お花の楽園🌸唐松岳 活動日記
この山行の動画をイッチーの頂メシで公開中!
▶ 【唐松岳】北アルプスデビューにオススメ! | イッチーの頂メシ
それではまた、どこかのお山で会いましょう!じゃまたね〜♪
🐶 最後に、正直なお話
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「イッチーをちょっと応援してもいいかな」と思ってくれた人は、ぜひこのリンクから。「イッチーなんかに一銭も払いたくない!」という人は、各ショップで普通に検索して買ってOK。値段は同じだし、それで嫌いにならないでね(笑)。
どっちを選んでも、最後まで読んでくれて本当にありがとう。山メシ隊長 イッチー 🏔️
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