平治岳ミヤマキリシマ登山完全ガイド|男池ルートで見る天空のお花畑・アクセス・温泉を徹底解説
「九州で、いちばんミヤマキリシマがきれいな山はどこ?」——そう聞かれたら、地元・大分県出身のイッチーは迷わず平治岳(ひいじだけ)と答えます。6月初旬、山肌がまるごとピンクに染まる“天空のお花畑”は、一度見たら忘れられません。
今回はミヤマキリシマが見頃を迎えた2026年6月1日、原生林の森が美しい男池(おいけ)登山口から平治岳をピストン。距離8.3km・累積標高866m・所要約5時間の日帰り登山を、駐車場・トイレ・一方通行ルールといった実用情報から、下山後の長湯温泉「日本一の炭酸泉」まで、写真30枚以上でたっぷりお届けします。関東・関西からの遠征を考えている方にも役立つよう、アクセスや周辺観光もまとめました。
📋 この記事でわかること
🎥 動画で見る|平治岳「天空のお花畑」ミヤマキリシマ登山(くじゅう・男池ルート)
▲ ピンクの絨毯と由布岳・雲海の絶景を動画でも。気に入ったら チャンネル登録 で応援してね😊
※ 2026年6月1日実績 / コース定数21 = 中級レベル
🌸 開花状況・見頃の目安
例年の見頃は6月上旬〜中旬(平治岳は大船山よりやや早く色づきます)。2026年は6月上旬に満開を迎えました(最終更新:2026年6月)。開花は年・天候・蛾の食害で前後するため、お出かけ前に大分県公式観光サイトやくじゅう地区の最新の開花情報も必ずご確認ください。

地元・大分の山をブログで紹介できるのが、なんだか照れくさいけど嬉しいなぁ。平治岳のミヤマキリシマは本当にすごいから、ぜひ最後まで付き合ってね!
男池登山口のアクセス・駐車場・トイレ・協力金
平治岳の登山口はいくつかありますが、今回選んだのは男池(おいけ)登山口。標高は約850mで、平治岳・黒岳への登山と、名水百選「男池湧水群」の散策で多くの人が訪れる拠点です。マイカーやレンタカーでのアクセスが基本になります。
・所在地は大分県由布市庄内町阿蘇野。大分道「湯布院IC」から国道210号・やまなみハイウェイ経由で約50分(福岡方面からは「九重IC」経由も便利)
・関東・関西からは大分空港または福岡空港 → レンタカーが現実的です
・カーナビは「男池園地」で設定するとスムーズ
男池駐車場は第一・第二あわせて約190台とかなり大きいのですが、ミヤマキリシマ満開+好天の週末は早朝で満車・路駐が続出します。今回は平日でしたが、それでも朝5時で7割が埋まっていました。とにかく早めの到着がおすすめです。

シーズンの土日は、夜明け前に着くくらいの気持ちでちょうどいいよ。満車になると路肩待ちでけっこう時間をロスしちゃうからね。
ところで、これだけの車が停まっているのに、登山口のまわりは意外なほど静か。実はミヤマキリシマのシーズンは「朝駆け(あさがけ)」——夜明け前から登り始める人が多く、停まっている車の主の多くは、もうとっくに山の上、というわけなんです。

ねぇイッチー、こんなに車があるのに人がぜんぜんいないよ? みんなどこ行っちゃったの〜?

ふふ、みんなとっくに山の上さ。この時期の狙いはね、平治岳の山頂からミヤマキリシマ越しに由布岳、その奥に広がる雲海まで一枚に収めること。それを狙って、夜明け前から登っていくんだよ。

朝駆けは九州、とくにくじゅうで根付いた登山スタイルじゃ。早朝ほど雲海が出やすく、日中の暑さや撮影渋滞も避けられる——理にかなった先人の知恵なのじゃぞ。

ちなみに朝駆けや早朝発をするなら、ヘッドライトだけは必ず持っていってね。男池の原生林は夜明け前、足元が見えないほど真っ暗だから。安全第一だよ。
🔦 朝駆け・早朝発の必携アイテム
トイレは登山口が最後!必ず済ませて
駐車場の目の前に水洗トイレがあります。男女別で紙も流せる清潔なトイレですが、この先、山頂周辺まで含めてトイレは一つもありません。出発前に必ず済ませておきましょう。手洗い水はありますが飲用不可です。なお、男性用の洋式は1つだけなので、混む時間帯は譲り合いを。
入山時に「美化清掃協力金」100円を
男池園地の入り口には清掃指導員詰所があり、一人100円(中学生以上)の美化清掃協力金を納めてから入山します。この園地は登山者だけでなく、湧水を汲みに来る人や観光客も歩く場所で、いつもきれいに整備されています。協力金がこうした美化活動に使われていると思うと、気持ちよく支払いたいですね。
※ 価格・料金は登山当時(2026年6月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。

詰所自体はすぐ分かるんだけど、協力金を入れる場所が意外と目立たないんだ。初めてだと気づかずスルーしちゃう人も多いから、入り口でちゃんと探して、忘れず納めてね。

準備オッケー!早く森に入ろ〜!ピンクのお花畑が待ってるよ〜!

あはは、その意気だね。でも男池ルートは長いから、水とトイレ、ヘッドランプだけは先に確認ね。最初のひと手間が一日を快適にするんだ。
男池湧水群〜かくし水(名水百選の原生林)
男池ルート最大の魅力は、くじゅう連山でここだけという原生林の谷を歩けること。苔むした巨木と木漏れ日のなか、湧水の音を聞きながら静かに高度を上げていきます。ほかの登山道が草原や林道主体なのに対して、男池は「深い森」が主役です。
園地を少し進むと、環境省「名水百選」と「豊の国名水15選」に選ばれた男池湧水群が現れます。湧出量は毎分約14トン・1日に約2万トン(25mプール約50杯分!)。黒岳に降った雨や雪が、数か月から1年以上かけて地層をくぐり抜けてろ過され、ここで再び姿を見せます。口に含むとやわらかでまろやか(水質は炭酸水素カルシウム型)で、空のペットボトルを持参して汲んでいく人も多い名水です。

この湧水は阿蘇野川の源流にあたるのじゃ。冷たくてまろやかでな、地層がつくった天然のフィルターを通った水じゃから、ひと口飲むと身体に染み渡るぞ。

この名水、ひと口で身体に染みわたる〜!空のペットボトルに汲んで帰って、下山後のごはんやコーヒーに使うのがお気に入りなんだ。山の水で淹れる一杯は格別だよ🤤
森のなかでひときわ目を引くのが、“岩をつかんだオヒョウの木”。オヒョウはニレ科の落葉高木で、アイヌの人々が樹皮の繊維から「アットゥㇱ」という布を織った木としても知られます。黒岳の谷にはオヒョウ林が発達していて、まさに男池の湧水の森を象徴する一本です。

オヒョウは樹皮から布を織れる木でな、この谷が“水の森”である証じゃ。足元の苔も、雨水を蓄えるスポンジのような役目を果たしておるのじゃぞ。

らいちゃんの森トークはいつも勉強になるなぁ。この森は歩いているだけで心がスッと整うよね。

苔ふっかふか〜!ねぇこの空洞の木、小人が住んでそうじゃない?






足元はふかふかの落ち葉が積もった柔らかいトレイル。黒岳はくじゅう連山で唯一、全山が落葉樹の森で形成されているそうで、新緑の季節は本当に気持ちのいい道です。一方で、苔むした岩は濡れると滑りやすいので足元には注意を。

こういう岩がちな道では、足首を自由に動かせるトレランシューズが快適なんだ。今回もMERRELLのアジリティピーク6で来たけど、九州の山はこれ一足で十分。濡れた岩でもグリップが効いて安心だよ。
男池とソババッケのちょうど中間にあるのが「かくし水」。登山道沿いにひっそり湧く小さな水場で、注意していないと見逃すほど。男池と同じ黒岳の伏流水で、ここで一口いただくと冷たくて生き返ります。野鳥撮影のカメラマンも多く訪れる、静かな休憩ポイントです。
ソババッケ〜大戸越への急登
かくし水から少し下ると、原生林の谷に突然ひらける平坦な窪地「ソババッケ」に到着します。黒岳・平治岳・北大船山の斜面が交わるすり鉢状の地形で、雨が降ると行き場のない水が溜まって“期間限定の池”が出現。晴れが続くと乾いて草地に戻る、不思議な場所です。

「ソバ」と聞くとお蕎麦を思い浮かべるじゃろうが、これは「岨(そば)=切り立った崖」が語源という説が有力でな、食べ物とは無関係なのじゃ。地名の由来を知ると、山歩きがもっと面白くなるぞ。
ソババッケは木の根が多く、滑りやすいので慎重に。ここを過ぎると、いよいよ大戸越(うとんごし)に向けた本格的な急登が始まります。
・チャオラス スポーツてぬぐい:タテ糸=綿/ヨコ糸=竹由来のバンブーレーヨンで驚きの速乾。一般的な綿100%手ぬぐいのように濡れて重く冷たくならず、薄くて軽い。端はオーバーロック加工でほつれ防止、ヒノキチオール(天然成分)の抗菌防臭でニオイも気になりにくい。約31×110cm・日本製。イッチーは高山植物柄をほぼ全種類愛用中。
・ハッカ油P(食品添加物):首すじや手ぬぐいにひと塗りで清涼感。※ハッカの香りは好みが分かれるので少量から。


登りは急ですが、見上げれば一面の新緑。平日でも70代と思われる健脚の登山者が次々と登っていて、この山の人気ぶりを実感します。足元だけでなく森も見上げながら、ゆっくり標高を上げていきましょう。しばらく急登が続くと傾斜が緩み、木々が低くなってきたら大戸越はもうすぐです。

急登キター!でも空気が気持ちいいから全然つらくないよ〜。どんどん行こ〜!

おこちゃん、飛ばしすぎて後で息切れせぬようにな。この先の絶景でへばっては元も子もないぞ。
大戸越(うとんごし)と登り一方通行ルール
急登を登りきると、平治岳直下の鞍部「大戸越(うとんごし)」に到着します。視界がパッと開けた瞬間、目の前に現れるのが平治岳南峰のピンクの斜面。深い森の“静”から、お花畑の“動”へ——このギャップがたまりません。
大戸越は広い鞍部になっていて、ここでパンやおにぎりを頬張りながらピンクの斜面を眺める登山者がたくさん。この景色を前に過ごす朝の時間は、それだけで来た甲斐があります。

絶景を見ながらのおにぎり…これぞ山の特権だよね〜!朝が早いぶん、ここで行動食をしっかり補給しておくと、このあとの登りもバテないよ。断然、塩むすび派🍙

うわっ、ピンク見えた!斜面まるごとお花畑じゃん!早く行こ早く行こ〜!

落ち着いて、おこちゃん。ここからの登りは急だけど、振り返るたびに景色が良くなるよ。一歩ずつ味わって登ろうね。
ミヤマキリシマのシーズン中、大戸越から平治岳への登山道は一方通行になります。平治岳に向かって右側が登り専用。狭い道で渋滞・接触を防ぐためのルールなので、現地の表示に従って安全に歩きましょう。

ここ、知らずに下りルートから登っちゃう人がいるんだ。すれ違いが大変な道だから、案内に従って“登りは右”を守ろうね。みんなが気持ちよく歩くためのルールだよ。
平治岳「天空のお花畑」と絶景岩・平治の窓
大戸越から山頂までは、ミヤマキリシマの間を縫うように登っていきます。傾斜はぐっと急になりますが、絶景を見ながら写真を撮りながら進めば、疲れは一気に吹き飛びます。

ミヤマキリシマは、九州の火山帯——くじゅう・阿蘇・雲仙・霧島にだけ自生する固有種のツツジなのじゃ。火山性の土壌と強風に適応して、背を低く密集して咲く。だからこそ、あの“ピンクの絨毯”になるのじゃよ。




山頂へ向かう登りの途中、まず「偽ピーク」と呼ばれる小さなピークが現れます。ここにも大きな岩があり、坊がつるとくじゅう連山を背景にダイナミックな写真が撮れる人気スポット。ただし断崖になっているので、高所が苦手な方やバランスに不安のある方は無理をせず。仲間に対岸から撮ってもらうと、迫力ある一枚になります。この偽ピークを越えれば、いよいよ平治岳の山頂、そして“天空のお花畑”の核心部です。


眼下には、ラムサール条約登録湿地としても知られる坊がつるの草原が広がります。無料のテント場があり、週末は色とりどりのテントで賑わうとのこと。草原の緑とミヤマキリシマのピンク、そしてくじゅうの山並みが一度に楽しめる、贅沢な眺めです。
登り切った先に広がるのは、まさに「ミヤマキリシマの絨毯」。これを見たくて、多くの登山者がこの時期に平治岳を目指します。近年は蛾の幼虫による食害で当たり外れが大きく、しっかり咲く年は本当に貴重。2026年はみごとに咲いてくれました。
🌸 花の名山つながり:初夏のミヤマキリシマが好きな方は、ミズバショウが見事な尾瀬の日帰りガイドもおすすめ。季節ごとに「花の名山」を巡るのも登山の醍醐味です。

うわぁ〜!ピンクの海だ!どこを見てもお花だらけ!来てよかった〜!

この群落は、蛾の食害を乗り越えて咲いた“当たり年”の姿じゃ。毎年これほど咲くとは限らん。今日のこの景色は、ほんに貴重なものじゃぞ。

そう聞くと、一輪一輪が愛おしく見えるね。地元・大分にこんな宝物があること、もっとみんなに知ってほしいなぁ。
こちらが平治岳の山頂。実はこの日はかなり風が強く、翌日に台風が接近していた影響で早くも強風が吹き抜けていました。首に巻いたチャオラスのスポーツ手ぬぐいが横になびくほど。山頂は記念撮影スポットですが、長居せず先へ進みます。
ちなみに、この平治岳の標高は1,643m。くじゅうには「くじゅう17サミッツ」という、標高1,700mを超える9座すべてを制覇するチャレンジがあります(山雑誌『のぼろ』発の企画)。最高峰の中岳1,791mから北大船山1,706mまでが対象で、平治岳は1,643m——あと60mほどで仲間入りとはいきませんが、ミヤマキリシマの美しさはくじゅう随一。標高では測れない名峰なんです。


山頂から少し先へ歩くと、胸の高さまでミヤマキリシマが群生する“わくわくゾーン”。たくさんの登山者が歓声を上げていました。雲海の奥には双耳峰の由布岳もくっきり。事前予報は曇りのち雨だったので、青空が見えただけで大満足です。


少し先に進むと、写真映えする大きな岩があります。手前に平治岳、奥に三俣山のミヤマキリシマと、どちらも一度に楽しめる絶好の撮影スポット。立つと迫力満点ですが高さがあるので、怖い方は座って撮ってもらうと安全に“この時期ならでは”の一枚が残せます。撮影待ちの列ができることもあるので、声を掛け合って気持ちよく譲り合いましょう。



あの岩の先っぽ、立つとすっごく気持ちいいよ!……でもちょっと足がすくむかも。無理せず座って撮るのもアリだね!

おこちゃん、ほどほどにね。風が強い日は特に、岩の上ではしゃぎすぎないように。安全第一で楽しもう。
山頂周辺には「平治の窓」と呼ばれる、ミヤマキリシマの枝が窓のように山頂を縁取るフォトスポットも。普通に歩いていても目につく場所にあるので、見つけたらぜひここから一枚撮ってみてください。
下山中の宝探し——“白いミヤマキリシマ”
下山中のちょっとしたお楽しみが、「白いミヤマキリシマ」探し。普通に歩いていれば必ず見つかるので、ぜひ探してみてください。

ミヤマキリシマのピンクは「アントシアニン」という色素の色じゃ。この色素をつくる遺伝子はとても変異しやすくてな、まれに色素をつくれない株が生まれる。それがこの白い花じゃ。色を“足した”のではなく、ピンクが“抜けた”姿なのじゃよ。

なるほど、色が“足された”んじゃなくて“抜けた”のか。らいちゃんの解説、図鑑より面白いよ。

白いの探すぞ〜!宝探しみたいでワクワクする!
下山後のお楽しみ|黒岳珈琲・日本一の炭酸泉・下山メシ3連発
大戸越からは約1時間10分でサクッと下山。ここからは「イッチーの頂メシ」の本領発揮です。登山口の黒岳珈琲で一息ついて、日本一とも言われる長湯温泉の炭酸泉で汗を流したら、お待ちかねの下山メシを3連発。せり川の郷土料理、ガンジーファームの濃厚ソフト、そして地元民だけが知るまんじゅうの穴場まで、ぜんぶご紹介します。
☕ まずは登山口の「黒岳珈琲」で一杯
男池駐車場のすぐ横にあるカフェ「黒岳珈琲」で、まずは火照った体に冷たい一杯。地元・大分県の特産品を使ったかぼすジュース(300円)は、果汁も果実も入っていて爽やか。アイスコーヒー(600円)も濃くて美味しく、下山直後のクールダウンにぴったりです。


※ 価格・料金は登山当時(2026年6月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。
♨️ 日本一の炭酸泉「長湯温泉 かじか庵」で汗を流す
男池から車でおよそ20分。「日本一の炭酸泉」と言われる長湯温泉にある旅館 かじか庵へ。立ち寄り湯・食事・宿泊が楽しめる充実の施設で、露天風呂・サウナ・水風呂・家族湯・岩盤浴まで揃っています。


かじか庵のお湯は加水・加温・循環・消毒をしない源泉掛け流し。しかも全国でも珍しい“底入れ・底出し方式”で、湯船の底から静かにお湯を満たすことで、炭酸が空気に逃げる前の新鮮なお湯に浸かれます。お湯が茶色っぽいのは鉄分を含むためで、湧き出た瞬間は透明でも、空気に触れると酸化して茶褐色に変わります。

下山してからが本番!ここの炭酸泉はね、わざとぬるめにしてあるんだよ。炭酸って熱くすると抜けちゃうから、シュワシュワを保つためにあえてぬるめ。しかも体感温度が2℃くらい高く感じて、血行がじんわり良くなるんだ。



長湯はね、“飲んでよし・浸かってよし”の炭酸泉なんだよ。昔から湯治場として親しまれてきた由緒ある名湯なんだ。あぁ、ほっぺがどんどん赤くなる…幸せ。

きのちゃん、もう茹でダコだよ(笑)。ぬるめだからって、のぼせないようにね。
・住所:大分県竹田市直入町長湯温泉2961
・入浴料:大人600円・小人300円(貸切は60分2,000円)※食事利用などで割引になる場合あり(今回の支払いは500円でした)
・営業時間:10:00〜23:00(受付22:00まで)/定休日:火曜
・公式サイト:かじか庵【公式】
※ 価格・料金は登山当時(2026年6月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。
🍴 下山メシ① せり川|長湯名物「とり合わせ御膳」
お風呂のあとは、かじか庵の食事処「せり川」で下山メシ。看板メニューのとり合わせ御膳(2,000円・税込)は、エノハ(ヤマメ)・とり天・だんご汁など、大分の郷土料理がぜんぶ楽しめる贅沢な一膳です。エノハは唐揚げか塩焼きが選べますが、頭から骨まで丸かじりしたいなら唐揚げを。とり天はかぼすポン酢でいただくのが大分流です。だんご汁は、学校給食にも出てくる懐かしい郷土料理(関東の方は山梨の「ほうとう」をイメージするとわかりやすいです)。平日限定のちゃんぽん(900円)も、野菜と魚介たっぷりで隠れた名物でした。



温泉あがりにこの御膳は……もう優勝だよ。山を歩いたあとに食べる地のものは、ほんとうに格別なんだ。少しずつ郷土料理を味わえるのも嬉しくてね。
※ 価格・料金は登山当時(2026年6月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。
🍦 下山メシ② くじゅうガンジーファーム|希少な“ゴールデンミルク”ソフト
〆のデザートは、イッチーが圧倒的に推すくじゅうガンジーファーム(ガンジー牧場)へ。名物のガンジーソフトクリーム(500円)は、ひとことで言うと“濃厚なのに後味すっきり”。秘密は原料のゴールデンミルクです。普通のソフトはホルスタイン牛の乳ですが、これは全国に200頭ほどしかいない希少なガンジー牛のミルク。乳脂肪が濃く搾れる量はホルスタインの半分で、欧米では“貴族の牛乳”と呼ばれるほど。ほんのり黄金色で、山で疲れた体に濃厚さが染みわたります。



ソフトでっか〜い!イッチー、どっちが早く食べ切れるか勝負ね!

お、いいね受けて立つ……って、こんな贅沢なソフトは競争しないで、じっくり味わうのが正解だぞ、おこちゃん。
※ 価格・料金は登山当時(2026年6月)のものです。最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。
🥟 下山メシ③ まんじゅうハウス|地元民だけが知る、とっておきの穴場
最後にひとつ、地元・大分出身のイッチーだからこそ伝えたい“とっておき”を。くじゅうにある「まんじゅうハウス」のおまんじゅう、これが昔から本っ当に美味しいんです。観光ガイドにもあまり載らず、YouTubeでもあえて紹介しなかった、地元の人がそっと通う穴場。レンタカーで巡る方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
🤫 ここだけのお話(地元民のとっておき)
イッチーのイチオシは、久住高菜を使った高菜まんじゅう(ほんのりピリ辛!)。蒸したてがとくに絶品なので、売り切れる前の午前中がねらい目です。1個100円台で買える素朴さも魅力で、酒まんじゅう・黒砂糖まんじゅうなど種類も豊富。「平治岳の帰りに甘いものを」という方は、ガンジーソフトと合わせてぜひどうぞ。
※ 営業日・場所は変わることがあります。お出かけ前に最新情報をご確認ください。
・住所:大分県竹田市久住町有氏石原1226-1
・電話:0974-77-2835
・名物:高菜まんじゅう(久住高菜入りのピリ辛)、酒まんじゅう、黒砂糖まんじゅう、タンサンまんじゅうなど(1個100〜130円ほど)。地元の手づくり・蒸したてが自慢
・営業時間:8:30〜17:00ごろ/定休:火〜木曜(※情報により異なる場合あり。蒸したては売り切れることも)
※ 価格・営業日時は変わることがあります。お出かけ前に各種グルメサイト等で最新情報をご確認ください。

下山メシ担当として太鼓判だよ。まんじゅうハウスは“知る人ぞ知る”って感じでね、見つけられたらラッキー。温泉でととのって、せり川で郷土料理、ガンジーで濃厚ソフト、〆に地元のおまんじゅう……これだから下山後はやめられないんだ。

登って終わりじゃないのが「頂メシ」流。山も、ごはんも、温泉も、ぜんぶ楽しんでこそ一日。地元の宝物を紹介できて、ボクも大満足だよ!
🏨 泊まって・お取り寄せして、くじゅうをもっと楽しむ
日帰りでも十分楽しめる平治岳ですが、せっかくの遠征ならくじゅう・長湯温泉に一泊するのが断然おすすめ。前泊すれば早朝の駐車場争奪戦にも勝てます。ここでは宿・ふるさと納税の返礼品・ガイド本を、現地で実際に役立つものだけ厳選しました。

日帰りもいいけど、くじゅうは泊まりがほんとに気持ちいいんだ。炭酸泉の宿でのんびりして、翌朝いちばんで登るのが最高の贅沢だよ。
🏨 くじゅう・長湯温泉で泊まるなら(楽天トラベル)
🛏 じゃらん派の方はこちら → 九重・久住・竹田・長湯の宿をじゃらんで探す
🎁 竹田・久住の味をお取り寄せ(ふるさと納税)
下山メシで味わった豊後牛・ガンジー牛乳・久住ワイナリーは、ふるさと納税の返礼品としても楽しめます。地域を応援しながらおうちで“くじゅうの味”を再現できる、登山好きにうれしい選択肢です。

竹田・久住はグルメの宝庫だよ〜!豊後牛も“貴族の牛乳”ガンジーも、ふるさと納税なら応援しながらおうちで味わえるっ🤤
※ 寄附額・価格・在庫・取扱は変動します。最新は各リンク先(楽天トラベル/楽天ふるさと納税/Amazon・楽天ブックス)でご確認ください。返礼品はすべて大分県竹田市(久住・直入を含む)への寄附です。
📚 くじゅう登山がもっと楽しくなる本
スマホの電池が切れても紙の地図とガイドは裏切りません。平治岳・くじゅうを安全に深く楽しむための定番ガイドを2冊、選びました。

地図とガイド本は安全登山の基本じゃ。ルートの全体像が頭に入っておると、現地での判断がぐっと楽になるぞ。紙の地図は電池切れとも無縁じゃしのう。
イッチーの山旅セット(使用ギア16点)
今回の平治岳ミヤマキリシマ登山に実際に連れていった相棒たちをまとめました。原生林の森歩きから岩場の撮影、強風の山頂まで、日帰りでも頼りになる道具ばかりです。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

気になるギアがあったら、各リンクからチェックしてみてね。ボクが普段から使ってる、信頼できるものばかりだよ!九州の山はトレランシューズが本当に快適だから、特に靴は要チェック。
🔰 はじめての九州遠征なら、まずこの3つから
① 足元のトレランシューズ(岩場・濡れた路面でも安心)/② 軽量ザック(日帰りは12〜20Lが目安)/③ サングラス&日傘(遮るものがない稜線の日差し対策)。まずはこの3点から揃えるのがおすすめです。
📖 もっと詳しく:登山靴とトレランシューズはどっちがいい?徹底比較/登山用靴下の選び方/goodrサングラス実機レビュー
📝 持ち物チェックリスト(くじゅう日帰り・初夏)
✔️ 平治岳ミヤマキリシマ登山の基本装備
☐ ザック(12〜20L)
☐ 雨具(上下セパレート)
☐ 防風シェル(山頂は強風)
☐ 帽子・サングラス
☐ 日焼け止め・手ぬぐい
☐ 行動食・おにぎり
☐ 水(1.5L目安/湧水補給可)
☐ ヘッドランプ(早朝発)
☐ モバイルバッテリー
☐ 地図/GPSアプリ
☐ 美化清掃協力金100円(小銭)
☐ 健康保険証・常備薬
☐ ゴミ袋
💡 山頂周辺は風が強く、初夏でもじっとしていると肌寒く感じます。半袖・ハーフパンツで快適に登れますが、防風シェルを1枚ザックに。またミヤマキリシマの枝は強いので、ハーフパンツだとスネに擦り傷がつくことも。気になる方は長ズボンがおすすめです。
また初夏の低山は虫が気になる季節。肌の露出を減らす・帽子や手ぬぐいで首元をカバーするのが基本の備えです。イッチーは汗をかいたあとのリフレッシュに、食品添加物のハッカ油を愛用しています(※ハッカ油は香料・食品添加物であり、虫よけ効果を保証するものではありません)。
よくある質問(見頃・難易度・服装ほか)
Q. 平治岳のミヤマキリシマの見頃はいつですか?
A. 例年6月上旬〜中旬が見頃です。標高の関係で平治岳は大船山よりやや早く色づく傾向があります。ただし開花は年や天候で前後し、近年は蛾の幼虫による食害で当たり外れも大きいので、出発前に大分県の公式ミヤマキリシマ情報やくじゅう地区管理運営協議会の開花情報を必ず確認しましょう。
Q. 男池ルートの難易度は?初心者でも登れますか?
A. コース定数は21で中級レベルです。距離8.3km・累積標高866mと数字は控えめですが、ソババッケから大戸越までの急登と、山頂直下の急斜面があります。登山靴・雨具・行動食をそろえ、コースタイムに余裕を持てば、体力に自信のある初心者の方でも十分楽しめます。
Q. 駐車場は混みますか?何時に着けばいいですか?
A. 男池駐車場は第一・第二あわせて約190台ですが、ミヤマキリシマ満開+好天の週末は早朝で満車・路駐続出です。今回平日でも朝5時で7割が埋まっていました。シーズンの土日は夜明け前の到着を目安に、できるだけ早く向かうのがおすすめです。
Q. トイレはどこにありますか?
A. 男池駐車場のトイレが事実上“最後”です。登山道・山頂周辺にトイレはありません。出発前に必ず済ませておきましょう。男性用の洋式は数が少ないので、混む時間帯は譲り合いを。
Q. 入山に料金はかかりますか?
A. 男池園地の入り口で一人100円(中学生以上)の美化清掃協力金を納めます。園地の美化・整備に使われる大切な協力金なので、小銭を用意しておきましょう。
Q. 服装はどうすればいい?半袖でも大丈夫?
A. 初夏は半袖・ハーフパンツで快適に登れますが、山頂は風が強く肌寒いので防風シェルを1枚。ミヤマキリシマの枝は強く、ハーフパンツだとスネに擦り傷がつくこともあるため、気になる方は長ズボンが安心です。
Q. 平治岳の登り・下りが一方通行というのは本当ですか?
A. 本当です。ミヤマキリシマシーズン中、大戸越から平治岳への登山道は一方通行になり、平治岳に向かって右側が登り専用です。狭い道での渋滞・接触を防ぐためのルールなので、現地の表示に従いましょう。
Q. 水は現地で補給できますか?
A. はい。男池湧水群と中間のかくし水で、黒岳の伏流水(名水百選)を補給できます。冷たくまろやかな名水で、空のペットボトルを持参して汲む人も多いです。ただし山頂周辺に水場はないので、必要量は最初に確保を。
Q. 下山後におすすめの温泉・グルメは?
A. 登山口から車で約20分の長湯温泉「かじか庵」(日本一の炭酸泉)が定番。郷土料理の「とり合わせ御膳」も評判です。〆はくじゅうガンジーファームのゴールデンミルクソフトクリームをぜひ。
Q. 関東・関西から日帰りで行けますか?
A. 現実的には前泊推奨です。大分空港・福岡空港からレンタカーで男池へ向かい、長湯温泉や久住高原に1泊すると、早朝の好条件で登れて下山後の温泉・グルメもゆっくり楽しめます。
まとめ|平治岳は“九州ミヤマキリシマの聖地”
平治岳のミヤマキリシマは、まさに「天空のお花畑」。原生林の静かな森歩きから、大戸越で視界が開けた瞬間の感動、そして山頂を埋め尽くすピンクの絨毯——この“静から動”のドラマは、何度登っても心が震えます。下山後は名湯の炭酸泉と濃厚ソフトまで、大分の魅力が一日にぎゅっと詰まった山行でした。
・推奨レベル:中級(急登あり・体力に自信のある初心者も可)
・ベストシーズン:6月上旬〜中旬(ミヤマキリシマ)/新緑の5月、紅葉の10〜11月も◎
・登山口:男池(駐車場約190台・協力金100円・トイレは登山口が最後)
・所要:約5時間(ピストン8.3km)
・下山後:長湯温泉かじか庵・くじゅうガンジーファーム

くじゅうは深田久弥の百名山「九重山」としても知られる名峰群じゃ。ミヤマキリシマの季節はとりわけ人が多いが、ルールを守って譲り合えば、これほど幸せな山はそうそうないぞ。来年もまた来るとよい。

地元・大分の宝物みたいな景色を紹介できて、ボクも大満足だよ。みんなもぜひ、見頃の平治岳に会いに行ってみてね。坊がつるでテント泊して、朝いちで山頂から雲海とミヤマキリシマを狙うのも最高だよ!

今日も最高だったね〜!また絶対みんなで来よ〜!

下山後の長湯温泉も忘れずにね。山・ごはん・温泉、ぜんぶ楽しんでこそ“頂メシ”だよ。

うん。来年もまた、この景色に会いに来よう。最後まで読んでくれて本当にありがとう!
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YAMAPのルート地図はこちら → イッチーの頂メシ|🌸くじゅうミヤマキリシマ平治岳🌸 活動日記
この山行の動画もイッチーの頂メシで公開中!ピンクの絨毯と由布岳・雲海の絶景を動画でもどうぞ → 📺 平治岳ミヤマキリシマ登山(YouTube)はこちら
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