双六岳&鷲羽岳 縦走【後編】天空の滑走路と鷲羽岳の絶景|三俣山荘サイフォンコーヒー&名物グルメ完全ガイド
2025年9月15日〜17日に歩いた、九州の仲間とイッチーがアテンドする北アルプス2泊3日縦走の後編(Day 2-3)。前編(Day 1)では新穂高P5無料駐車場・わさび平・鏡平のかき氷・双六小屋ランチ・樅沢岳のライチョウ遭遇まで、雨スタートから晴れ間に転じた1日目をお届けしました。後編はいよいよクライマックス──双六岳「天空の滑走路」、鷲羽岳ピストン、三俣山荘の名物サイフォンコーヒー、そして3日目の下山と〆のグルメまで、写真34枚で振り返ります。
2日目は朝から晴天☀️、双六岳山頂で日の出と「天空の滑走路」、丸山→三俣蓮華岳→三俣山荘でサイフォンコーヒー、そして憧れの鷲羽岳から見る槍ヶ岳の縦構図を撮影。3日目は弓折岳→鏡平のコーヒーフロート🍨→わさび平の名物そうめん🍜→ひがくの湯で〆という、北アルプス縦走の理想的な締めくくりとなりました。

前編から続いてDay 2は朝から大晴天☀️ 双六岳の「天空の滑走路」がこんなにくっきり見えるのは久しぶり。鷲羽岳から見る槍ヶ岳の縦構図は、ぼくが何度もこのエリアに通っている理由のひとつ。仲間と一緒に歩けて、本当に幸せな時間だった✨
📋 この記事でわかること(歩く順に並んでいます)
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📖 前編はこちら(Day 1)
① Day 2 朝食と出発:朝陽と共に双六岳へ
双六小屋の朝食は4:30から。今回はお弁当ではなくそのまま温かい食事をいただきました。鮭がメインで、ご飯と味噌汁・小鉢の組み合わせ。標高2,550mの山小屋で、ここまで完成度の高い朝食が食べられるのも双六小屋ならでは。エネルギーをしっかりチャージして、5:16に双六岳に向けて出発。日の出は5:30過ぎなので、登っている最中に朝陽と対面できる絶妙なタイミング。

双六小屋の朝食は4:30スタートじゃ。これは双六岳・鷲羽岳・笠ヶ岳など、いずれの方面に向かう登山者にも対応できる時間設定。夏期は弁当変更も可能じゃが、今回のように温かい朝食を食べてから出発するのが、体調管理の面でもおすすめじゃよ🍱
② 双六岳「天空の滑走路」と槍ヶ岳の絶景✈️
朝陽を背に登り続けて、ようやく双六岳山頂(標高2,860m)へ。山頂から槍ヶ岳方面に伸びる広大な平坦地、それが登山者憧れの「天空の滑走路」です。槍ヶ岳が遠くにシルエットで見え、あたかも飛行機が離陸する滑走路のような景観から名付けられました。朝の柔らかい光の中で、これほどクリアに見られたのは奇跡的。前回8月に来た時はガスで全く見えなかっただけに、今回の天気には感謝しかない。

双六岳の天空の滑走路は、北アルプスでも屈指の絶景スポット✈️ 山頂から槍ヶ岳方面に向かって、まるで滑走路のように広がる平坦地。早朝の柔らかい光の中で歩くと、本当に空に向かって飛び立てそうな気分になる。仲間と一緒に歩けて最高だった🥹
③ 丸山→三俣蓮華岳:富山・岐阜・長野の県境ピーク
双六岳から先は、丸山(2,854m)→三俣蓮華岳(2,841m)と稜線を繋いでいきます。三俣蓮華岳は富山・岐阜・長野の3県境に位置する珍しいピーク。山頂からの眺望はもちろん、ここから見る鷲羽岳の鋭いシルエットがカッコいい。

三俣蓮華岳は3県の境界線が交わるピーク! こういうトリビア知識があると、山頂で「ここに立ったら3県跨いでる!」みたいに盛り上がれるよ✨ 標識も「富山・岐阜・長野の県境」って書いてあるから記念撮影マスト🤳
④ 三俣山荘の名物サイフォンコーヒー☕
三俣蓮華岳から下って三俣山荘へ。実は急にトイレに行きたくなって全力ダッシュ🏃♂️ という裏話もありつつ(笑)、無事間に合って一安心。三俣山荘の展望食堂は9:00オープン、お楽しみは名物のサイフォンコーヒー☕。標高2,550mで、一杯ずつ丁寧に淹れてくれる本格コーヒー。槍ヶ岳を眺めながらの一杯は、まさに至福の時間。

三俣山荘のサイフォンコーヒーは、登山界で「絶対飲みたいコーヒー」のひとつ☕ 標高2,550mは沸点が90℃前後と低めで、実はサイフォン抽出にちょうどいい温度なんだって🤓 一杯ずつ丁寧に淹れてくれるから、ランチ時間と組み合わせてゆっくり過ごすのが◎
⑤ 鷲羽岳ピストン:山頂から見る槍ヶ岳の縦構図📸
三俣山荘でコーヒーブレイクの後、鷲羽岳(標高2,924m)へピストン。三俣山荘から鷲羽岳までは標高差約400m・所要1時間半のしっかりとした登り。途中からガレた急斜面になり、振り返ると今朝歩いた双六岳・丸山・三俣蓮華岳が一望できます。山頂からの「鷲羽池と槍ヶ岳の縦構図」は北アルプスの隠れた名撮影スポット。

鷲羽岳は標高2,924m、日本百名山の一座じゃ。三俣山荘からのピストンは標高差400m・コースタイム上り1時間半。途中からガレた急登になるが、振り返ると今朝歩いた双六岳〜三俣蓮華岳の稜線、笠ヶ岳まで一望できる絶景区間じゃよ。山頂からは鷲羽池(火口湖)と槍ヶ岳の縦構図が撮れる隠れた名撮影スポット📸

鷲羽岳から見る鷲羽池と槍ヶ岳の縦構図📸 これがぼくが何度も鷲羽岳に登る理由のひとつ。火口湖の鷲羽池と、その奥に聳える槍ヶ岳。どちらも北アルプスのアイコンが、一枚のフレームに収まる奇跡の構図。4年ぶりに撮れて感無量🥹
⑥ 三俣山荘ランチ:4種類の絶品メニュー🍽️
鷲羽岳から戻り、三俣山荘でランチタイム。最近メニューがリニューアルされて、お洒落な印象に。今回は4種類のランチを少しずつシェアして堪能。鹿のジビエ丼・山スキうどん・薬膳はるさめスープライス付き・アルプスのパンセット──どれも標高2,550mとは思えないクオリティ。

三俣山荘のランチは「山小屋グルメの最先端」🍽️ ジビエ丼や薬膳はるさめスープなど、麓のお洒落カフェに出てきそうな本格メニューが標高2,550mで食べられる。連休やハイシーズンは混雑必至なので、早めの時間帯がおすすめ⏰
⑦ 巻道で双六小屋戻り+連泊メニュー(生姜焼き🐷)
三俣山荘を後にして、双六小屋への帰路は巻道コースを選択。三俣蓮華岳のピークを再度登らずに済む省力ルート。緩やかに下りつつトラバースしていくので、疲労を溜めずに小屋まで戻れます(とはいえ最後の登り返しはなかなか)。連泊組の夕食は18:30固定で、メニューは生姜焼き🐷──昨日の天ぷらとはまた違うガッツリ系で、最終日への燃料補給はバッチリ。

巻道コースは三俣蓮華岳のピークを登り返さずに済むエスケープルートじゃ。緩やかな下りとトラバースで構成されており、所要時間は山頂経由とほぼ同じだが体力消耗が少ない。最後の登り返しはあるが、稜線の眺望(硫黄尾根・北鎌尾根・表銀座)も素晴らしいので、復路でぜひ歩いてみてくれ🥾

双六小屋の連泊組の夕食は基本的に固定の18:30スタートで、メニューも初日とは別のものに変わるよ🍱 今回は1日目が天ぷら・2日目が生姜焼き。連泊する人へのちょっとした楽しみで、双六小屋らしいおもてなし✨
⑧ Day 3 下山:弓折岳→鏡平コーヒーフロート→わさび平そうめん
最終日(3日目)はあいにくのガスガスの天気。視界はほとんどないのでサクサクと下山。せっかくなので弓折岳ピークに寄り道(眺望は皆無だったけど、ピークハント)、そして鏡平山荘で名物コーヒーフロート🍨、最後はわさび平小屋で名物そうめん🍜──双六小屋グループ4小屋のグルメをコンプリートして、無事に下山しました。

弓折岳は標高2,592m、双六岳から鏡平への稜線上にある通過点的なピーク。普段は素通りしがちだけど、寄り道すれば「日本三百名山」を1座ゲットできる😆 ガスでも記念撮影は忘れずに📸

わさび平小屋のそうめんは絶品🍜 暑い夏でも、肌寒い秋でも、下山後の体に冷たい麺はもう最高。地元の名産品「わさび」の風味と、麺つゆの甘さが絶妙。鏡平のコーヒーフロート→わさび平のそうめん は、双六小屋グループ縦走の鉄板〆コース✨
⑨ 2泊3日 縦走の総括+ひがくの湯で〆♨️
新穂高温泉に下山したら、お楽しみはひがくの湯(行きで利用したのと同じ温泉)。3日間の汗を流し、美味しいご飯を食べてから帰路へ。九州メンバーは新幹線で福岡へ、私は車で東京へ。それぞれの帰路でしたが、全員無事に帰宅。仲間と一緒に歩く山旅は、ソロ登山とは違う特別な時間でした。
🏆 2泊3日縦走の総括
- 距離 42.9km・累積標高↑3,276m・コース定数87 中〜上級者向けだが、双六小屋連泊なら無理なく歩ける
- 双六岳「天空の滑走路」と鷲羽岳から見る槍ヶ岳の縦構図──北アルプスを代表する2大絶景
- 双六小屋・三俣山荘・鏡平山荘・わさび平小屋の4小屋すべてで名物グルメを堪能
- 9月中旬は紅葉が始まる時期で、混雑も夏のピークほどではない狙い目シーズン
- 仲間と歩く山旅は達成感が倍増──大切な瞬間を共有できる素晴らしい時間

九州メンバーは全員笑顔で帰っていったよ☺️ 「双六岳・鷲羽岳エリアは何度来てもいい」──これがぼくの結論。次はぜひあなたにも、この絶景を体感してほしい✨ 何度でも書きたくなる、北アルプスの王道テッパンルートだった。
⑩ イッチーの山旅セット(使用ギア18点)
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北アルプス2泊3日縦走に実際に持っていった道具たちをまとめました。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

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そのほか、ボトムスは 山と道 DW 5-Pocket Pants(レディースはこちら) を着用、撮影機材として iPhone 16 Pro 512GB も携行しました。
⑪ 持ち物チェックリスト(北アルプス2泊3日 9月縦走)
⚙️ 必携
- 登山靴・ザック40-50L・ザックカバー・トレッキングポール
- レインウェア上下(ゴアテックス推奨)
- 防寒着(フリース+ダウン・9月稜線は朝晩5℃以下)
- 地図(山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳)・コンパス・ヘッドランプ予備電池
- 水筒1.5L以上(小屋で給水可)・行動食
- 携帯トイレ・救急セット・モバイルバッテリー(PSE適合品)
- 耐火袋(モバイルバッテリー収納用)★必須・双六小屋では小屋内持ち込み禁止
⚠️ 9月特有のポイント
- 朝晩は0〜5℃まで冷える──ダウン必携
- 連休は山小屋・テント場が混雑──事前予約必須
- 紅葉が始まる時期──写真機材も忘れずに
📰 関連記事:双六小屋に泊まる予定の方へ重要なお知らせ
2026年5月から、双六小屋グループ4小屋でモバイルバッテリーの小屋内持ち込みが禁止されています。代わりに小屋入口の保管棚に預ける運用です。詳しくは下記記事で対策方法を解説しています。
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🐶 最後に、正直なお話
このページのリンクは アフィリエイトリンク です。リンクから買ってもらえると、ぼくの山メシ代…じゃなくて運営費の足しになります。「イッチーをちょっと応援してもいいかな」と思ってくれた人は、ぜひこのリンクから。そして「イッチーなんかに一銭も払いたくない!」という人は、各ショップで普通に検索して買ってOK。値段は1円も変わらないし、それで嫌いにならないでね(笑)。どっちを選んでも、最後まで読んでくれて本当にありがとう。それではまた、どこかのお山で会いましょう!じゃまたね〜♪⛰️
👇 「このリンク」の前に、まず“足元”だけ整えてほしいんだ。
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