HOKA SPEEDGOAT レビュー|北アルプス双六岳テント泊で実感した厚底トレランシューズの実力

ぼくが北アルプスのテント泊でも日帰り低山でも、いちばんの相棒にしているトレランシューズ——それがHOKA SPEEDGOATシリーズ。ザックやウェアとの色合わせもしやすくて、見た目もかなり気に入ってるんだ。今回はぼくが実際に愛用していたSPEEDGOAT 5の体験をベースに、このシリーズの魅力を徹底的に語るよ!
📋 この記事でわかること
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HOKA SPEEDGOATシリーズとは?
HOKA(ホカ)はフランス発のランニングシューズブランドで、厚底マキシマリストシューズの先駆者。中でもSPEEDGOAT(スピードゴート)シリーズは、トレイルランニング界のレジェンド、カール・メルツァーの名前にちなんだ看板モデルだ。
「ゴート(山羊)のように山を駆ける」がコンセプトで、厚底のクッション性とビブラム社のメガグリップアウトソールによる高いグリップ力を両立。初代から現行の7代目まで、トレイルランナーだけでなく登山者にも絶大な支持を得ているシリーズだ。

トレランシューズを登山に?と思う者もおるかもしれんが、SPEEDGOATはソールの厚さもグリップも登山靴に負けぬレベルじゃよ。むしろ軽い分だけ足の疲労が全然違うのじゃ。
SPEEDGOAT 5 のスペック・特徴
ぼくが実際に愛用していたのはSPEEDGOAT 5(カラー:STONE BLUE / DARK CITRON、サイズ:27.5cm)。2023年7月の双六岳テント泊1泊2日(距離34.8km、累積標高↑2,569m)で使用した。
MegaGrip
※ 最新モデル SPEEDGOAT 7 のリンクです
北アルプス・双六岳テント泊で使ってみた
2023年7月、新穂高温泉から双六岳を目指す1泊2日のテント泊登山でSPEEDGOAT 5を実戦投入した。距離34.8km、累積標高2,569m、テント装備込みの重いザックを背負っての山行だ。
小池新道の石段、秩父沢の渡渉、鏡平への急登、弓折乗越の稜線歩き——あらゆるシーンでSPEEDGOATの実力を試すことができた。結論から言うと、テント泊の重い荷物を背負ってもクッションのおかげで足裏のダメージがほとんどなかった。これがSPEEDGOAT最大の魅力だと思う。

双六岳の「天空の滑走路」に着いたとき、思わず走り出しちゃった!SPEEDGOATの軽さとロッカー構造のおかげで、自然と足が前に出るんだよね。
良かった点5つ
① マシュマロのようなクッション感
SPEEDGOATの一番の武器は、この圧倒的なクッション性だ。スタックハイトはヒール33mm/フォアフット29mmで、トレランシューズとしてはかなり厚底の部類。CMEVAミッドソールが衝撃を吸収してくれるので、岩の突き上げがほぼない。新穂高温泉から双六岳まで34.8kmを歩いた翌日でも、足裏のダメージは驚くほど少なかった。
② ビブラム メガグリップの安心感
アウトソールにはビブラム社のメガグリップラバーを採用。5mmのラグが濡れた岩や木の根にもしっかり食いつく。小池新道の石段や秩父沢の渡渉ポイントでも、滑る不安を感じることはなかった。

岩場もガンガン行けるのがいいよね!ぼくみたいに突っ込むタイプでもグリップ効くから安心!
③ メタロッカーで自然と足が前に出る
HOKAの特許技術「メタロッカー」は、ミッドソールの前後をゆりかご状にカーブさせた構造。これにより着地からつま先離れまでの動きがスムーズになり、自然と次の一歩が出る感覚がある。長距離の縦走でも足を「置く」だけで前に進める感じは、他のシューズにはない独特のフィーリングだ。
④ 軽さ(291g / 27cm)
登山靴の一般的な重量が500〜800g程度であることを考えると、291g(27cm片足)は驚異的な軽さ。片足あたり約300〜500gの差が出る計算で、1日2万歩のテント泊登山なら脚の疲労に大きな差が生まれる。軽さの恩恵は、一度体感すると実感できるはず。
⑤ 通気性の良いアッパー
エンジニアードメッシュアッパーは通気性が高く、夏山で蒸れにくい。7月末の北アルプスという高温多湿な環境でも、足が蒸れて不快になることはほとんどなかった。
正直に言うデメリット3つ

良いことばかり言っても信用されないから、デメリットも正直に話すよ。
① 地面の感覚がつかみにくい
クッションが厚い分、足裏で地面を「感じる」ことが難しい。岩の形状や路面の傾きを足裏のセンサーで読み取るタイプの人には、少しもどかしさを感じるかもしれない。特にテクニカルな岩場で繊細な足置きが求められる場面では、薄底シューズの方が有利なこともある。
② 歩き方が雑になりやすい
クッションが優秀すぎるがゆえに、雑に足を着いても痛くない。これは一見メリットだが、丁寧なフットワークを意識しなくなるデメリットにもなる。長期的に見ると、足を「置く」技術が退化する可能性がある。意識的にフォームを気にかけることが大事。
③ ソールのへたりが早い
CMEVAミッドソールは柔らかいがゆえに、ハードに使い込むと比較的早くヘタる。ガレ場や岩場を中心に使う場合は、500km前後でクッションの低下を感じるかもしれない。ロードランニングシューズ同様、「消耗品」と割り切って定期的に買い替える前提で考えておいた方がよい。

地面の感覚が薄い?ぼくはガンガン突っ込むタイプだから全然気にならないよ〜!ソールがヘタったら買い替えればいいし!

……おこちゃん、その勢いで毎回どこかにぶつけておるじゃろ。まあデメリットはどれも「クッションが良すぎるがゆえ」のこと。安全面の問題ではないゆえ、クッション重視の諸君は過度に気にせずともよいのじゃよ。
SPEEDGOAT シリーズ 評価まとめ
✅ ここが良い
- マシュマロのような衝撃吸収
- ビブラム メガグリップの安心感
- ロッカーで足が自然と前へ
- 291gの圧倒的な軽さ
- 夏山でも蒸れない通気性
⚠️ ここは注意
- 足裏の地面感覚は薄め
- クッションに頼りすぎ注意
- ソールは消耗品(500km目安)
👉 クッション重視でトレランシューズを選ぶなら、間違いのない一足。
最新モデル SPEEDGOAT 7 はここが進化した
2026年にリリースされた最新モデル SPEEDGOAT 7 は、5の正統進化版。主な進化ポイントをまとめた。
| スペック | SPEEDGOAT 5 | SPEEDGOAT 7 |
|---|---|---|
| 重量(メンズ27cm) | 291g | 272g |
| ドロップ | 4mm | 5mm |
| ミッドソール | CMEVA | スーパークリティカルEVA |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | スプリットアッパー |
| アウトソール | Vibram MegaGrip | Vibram MegaGrip |
最大の進化はスーパークリティカルフォームEVAミッドソール。超臨界発泡技術により、従来のCMEVAよりも軽量でエネルギーリターンが高い素材に刷新された。さらにアッパーは前足部と後足部で異なる2種類の素材を使う「スプリットアッパー」構造を採用し、前足部は通気性と柔軟性、ヒール部はロックダウンと小石の侵入防止に特化している。
ぼくのSPEEDGOAT 5の体験で唯一不満だった「ソールのヘタリの早さ」が、新しいフォーム素材で改善されているなら、7は間違いなく「買い」だと思う。
こんな人におすすめ / おすすめしない人
おすすめな人
- 足裏の痛みに悩んでいる人
- 日帰りからテント泊まで1足で済ませたい人
- 登山靴の重さに疲れている人
- 長距離縦走をする人
- トレランシューズ初めての人
おすすめしない人
- 足裏で地面を感じたい人(薄底派)
- 厳冬期・アイゼン装着が前提の人
- 1足を3年以上使い続けたい人
よくある質問(FAQ)
Q. SPEEDGOATで雪山は歩ける?
残雪期のアイゼン不要な雪渓程度なら問題ないが、厳冬期の本格的な雪山にはおすすめしない。冬山は専用の冬靴を使おう。
Q. テント泊の重い荷物でも大丈夫?
大丈夫。ぼくは15kg以上のテント泊装備で双六岳を歩いたが、足裏の痛みはほとんどなかった。
Q. サイズ感は?
HOKAは実寸+0.5〜1.0cmがおすすめ。ぼくは普段27.0cmだがSPEEDGOATは27.5cmでぴったり。可能なら店頭で試し履きを。
Q. 防水モデル(GTX)はある?
SPEEDGOAT 5にはGORE-TEX搭載モデルがある。防水モデルは一度濡れると中が乾きにくいデメリットもあるので、夏山メインなら通気性の良い通常モデルが断然おすすめ。
Q. CHALLENGERとどっちがいい?
CHALLENGER ATRはロード寄り。本格的な登山・テクニカルなトレイルならSPEEDGOATを選ぼう。
Q. 寿命はどのくらい?
トレイル中心で500〜700km程度。月2回の日帰り登山なら約1〜1.5年が目安。
Q. 登山靴からの乗り換え注意点は?
まずは日帰りの低山からどんどん履いてみよう!軽さとグリップの良さをすぐに体感できるはず。いきなりテント泊縦走も問題ないけど、まずは近場の山で楽しむのがおすすめ。
Q. ワイドモデルはある?
SPEEDGOAT 5にはワイドモデルの設定がある。足幅2E以上の人はワイドの方が快適。
まとめ
HOKA SPEEDGOATシリーズは、マシュマロのようなクッション性とビブラム メガグリップの確かなグリップ力で、日帰りからテント泊縦走まであらゆる登山シーンをカバーできる万能トレランシューズだ。ぼくのように「登山靴の重さに疲れた」「足裏の痛みを何とかしたい」と思っている人には、自信を持っておすすめできる。

SPEEDGOATシリーズは、もうぼくの相棒みたいな一足。軽くてクッションが効くから、山頂や山小屋でゆっくりごはんを楽しむ余力がしっかり残るんだ。クッション重視の人にはぜひ一度試してほしいよ!

軽い靴って、下山してからが本番なんだよね〜。脚が残ってると、温泉も下山メシも全力で楽しめる。ぼく的にはそこがいちばん大事かも🍶
この山行のルート地図はこちら → イッチーの頂メシ|天空の滑走路 活動日記(YAMAP)
この山行の動画はこちら → ▶ 天空の滑走路 | イッチーの頂メシ(YouTube)
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